瓦割で苦戦している(我が)子供たちへ

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 先週の週末は月内最終の練習日となりました。以前の記事でも書かせていただきましたが、通っている道場は練習は1週に1回のみ。そのなかで月内最後の練習日には瓦の試し割りを行っています。さてさて、今回は何枚割れたのやら・・・・ということで、今日は道場での瓦割について触れたいと思います。なお、前回の記事では総論的な話になりましたので、今回は各論というか兄と妹の状況を踏まえて書かせていただきます。


空手の道着を着て瓦割の準備をしているペンギンのイラスト

 あくまでもうちの子たちが通っている道場でのやり方ですが、次のとおりです。
① 毎月使用しているのは、”かわらん”という繰り返し使用できる強化プラスチックの瓦。
② 今月5枚割れたなら、来月は6枚割りの挑戦権が得られる。もし割れなければ来月も5枚挑戦
③ チャンスは2回。2回目も失敗したら、終わり(=来月また再チャレンジ)
 という感じです。時間も長くかけられないので、練習時間の終盤あたり(ラスト10分間)になると、先生から「今月の瓦割タイムが始まりますよー」と狼煙が上がり、それを聞いた子供たちが「よっしゃー!今回こそ●枚割ってやるぞ!」とか「今日調子悪いからダメかもしれん・・」とかワイノワイノ騒がしくなります。で、枚数が少ない子供からチャンレンジです。”かわらん”は何度でも繰り返し使用できる反面、割った後のくっつけ作業的なものが発生します。上の枚数に行けばいくほど、この”くっつけ作業”の時間と手間も大きくなるので、なるべく少ない枚数の子供からチャンレンジさせて、瓦割タイムの真ん中あたりから「ハーイ!終わった人はくっつけ作業を手伝ってねー!」的な流れになるわけです。現在師範が所持しているのが、15枚程度。同道場内での最高記録は13枚で中学1年生か小学6年生みたいです。さすがに高学年になると、プラスチックが耐えられる衝撃を超えることもあるらしく、先月7月の瓦割タイムの時には実際に『壊れた』こともありました。勿論師範からすると、それだけ教え子たちの成長が実感できることもあり、謝ろうとする子供に対して「むしろ先生は嬉しいんだよ。全然気にしない!」と温かい声をかけていました。

2 兄妹の実力や如何に

 さて、実際うちの子たちの実力ですが、次のとおりです。
① 上のお兄ちゃんは10枚割り達成。しかし約10か月間、この枚数で伸び悩んでいる
② 下の妹は、3枚割り達成。しかし、打ち込み方がイマイチ理解できず、こちらも伸び悩み。
 順を追って解説しますが、上のお兄ちゃんは実は小学2年生の秋頃において、すでに10枚達成しており、今も同じですが道場内でNo2の実力者です。つまり、No1は上の記事で書いた13枚の先輩ですが、No2が上のお兄ちゃんです。当時小学2年生でしたので、あろうことか3~5年生を飛び越えて、6年生と同等の結果を出してしまったこともあり、当初は本人も喜んでいました。しかし、これが結果として上のお兄ちゃんを苦しめるというか、ストレスの始まりでした。10枚の次は当然11枚ですので、それ相応の練習や力の伝え方をマスターしなければなりません。ちょうど昨年秋までは形と組手、両方を私も子供たちへ特訓していたこともあり、パワーとスピードのバランスが取れていましたが、丁度その頃足首の骨折と靭帯損傷の大けがを負ってしまいました。それから約半年間はまともに走れなかったこともあり、ギブスこそ使いませんでしたが、固定装置を3か月間つけていたこともあり、それでパワー・スピードが格段に落ちることになりました。実際、それから空手の練習に復帰するまで6か月を要したほか、猫あし立ちや上段蹴りなど、足首の負担がかかる動きができなかったこと最大の原因でした。上のお兄ちゃんからすると、「クソー!なぜ割れないのだ!?」と悶悶としている姿をずっと春ごろから見ていました。何度か本人には『体力が落ちてスピードも落ちた状態で、昨年の夏ごろよりも割れる訳がないでしょうに。しかし怪我だから仕方ない。少しずつ体力を回復して、昨年までパワーを戻そうよ」と提案をしていますが、、、、
 かたや、下の妹は毎回ニコニコと楽しく瓦割をエンジョイ中です。現在3枚目を割りましたが、枚数が少ない分気負うこともないので、4枚目の挑戦もストレスフリーでチャレンジしています。まぁ女の子なので、オトンとしては手に変な傷とか、手首や指の骨折だけは注意するように毎回注意するレベルです、ハイ。

3 男のプライドか?それとも意地なのか??

 で、実際先週末の瓦割の結果として、上のお兄ちゃんは8枚しか割れませんでした。ただし、これでも当日の道場内での最高枚数としては2位の記録です。4年生・5年生の枚数よりも多いので、果たして「8枚しか」という言い方が適切かわかりませんが、本人のプライド的には納得できなかった模様です。何故なら、割れた枚数を私には黙っているからです。実は珍しくオカン(=嫁)が練習風景を見に行ったことから、私は車での送迎役に徹していました。コロナの影響も若干まだあることから、オトンとオカンが両方道場に押し掛けるというのもアレですし。。。。で、結局上のお兄ちゃんは何枚割れたかを私には伝えませんでした。お兄ちゃんなりに「どうせパパにいっても、『全然割れてないやんけー!?ちゃんとやってるんかいな!?』と怒られるのがオチだしな・・・・」と考えた可能性があり、また私からもあえて上のお兄ちゃんに対して、「何枚割れた?」的な質問は一切控えました。言いたくないなら、それでいい。自分の腹の中で落とし込みと次の一手を考えるようになれば、オトンは何もいいませんよ~!


 それでは今日のまとめです。

 

  • 瓦割のやり方は、道場や師範においてそれぞれ!大事なのは子供たちのモチベーション!
  • 実力に合わせて試行錯誤。ただし、そこは大人の調整(アジャスト)が必要
  • 割れた枚数の結果よりも、本人にとっての成長の気づきが重要

今年も残すところ、あと4か月です。昨年の大怪我がもしなければ、それこそ12枚まで私も上のお兄ちゃんを鍛えることができたかもしれませんが、そこはまだまだ小学2年生。慌てず、ゆっくりと、でも着実に基礎的な動きを身に着けてほしいところです。。

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