最近の自身のブログを振り返ってみると、子供たちの大会のことや私自身のこと、また空手以外のことなどを綴っており、それはそれで自身のブログなので気にすることではありませんが、やっぱり偶には原点回帰。ということで、久しぶりながら、普段考える機会の少ない”空手とは何か?”について考えてみます。
1 空手のあらまし
私の私的見解や主観よりも、先ずは大御所とういか専門家の意見をお借りしますと、、、、
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・空手の競技には主に「形」と「組手」という2つの大きなカテゴリがあるもの。
・形は、仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武の形式です。この形の競技においては審判員による採点や旗を使用して勝敗が決まる。
・組手は8メートル四方の競技場で2人の選手が、一方が赤帯、もう一方が青帯を付けて行う対戦形式です。相手選手に対して自由に攻め合い、「上段(頭部・顔面・頸部)」と「中段(腹部・胸部・背部・脇腹)」に対して、「突き」「蹴り」「打ち」で攻撃を行う。成功すると「有効」「技あり」「1本」の技としてそれぞれ1ポイント、2ポイント、3ポイントが加算されます。競技時間内においてポイント差をつけるか、競技終了時により多くのポイントを獲得した方が勝者となる。
【参照URL】 空手の概要 提供元:JOC
2 形の”みどころ”とは?
空手の形は、技の意味を正確に表現する競技として知られています。注目すべき点は、突きや蹴りの迫力や速さ、リズム、そしてバランス、パワーなどです。これらの要素だけでなく、動きが安定しており、キレと迫力があり、技の意味を正しく表現していることも評価されます。ゆっくりとした部分と速い部分、強さと弱さ、そして集中力が組み合わさっています。演武は仮想の敵との戦いを想定しているため、相手を制する強い意志が表れています。トップ選手の演武には感動的なドラマがあります。また、大きな国際大会だと、一度使った形は同じ試合では再使用ができないため、選手は早い段階で得意な形を披露するか、それを残しておいて決勝に進むかなどの戦略や駆け引きも見どころの一環です。勿論、子供の、また地方の大会の場合、最初は基本型のみしか使用できないルールもあれば、1回戦から自由形を何でもOKという大会もあります。それぞれの大会の趣旨や目的があって、それに基づいてルールが作られている点も面白いです。
3 組手の”見どころ”とは?
組手の最大の魅力は、爆発的なエネルギーで繰り出される突きや蹴りが相手の目標部位を確実に捉える瞬間です。技は瞬時にして発動、文字通り”目にも留まらぬ”速さで、かつ完璧なコントロールで繰り広げられるため、その瞬間を見逃さないよう見ている側も最新の注意が必要です。しかし、組手の魅力は単なる瞬間だけにとどまりません。攻撃が成立するまでの選手同士の戦略的な駆け引きにも注目しましょう。お互いが攻撃を受けず、または受けても防御できる間合いを保つことが求められます。攻撃を仕掛けるには相手に接近する必要がありますが、これは攻撃が可能な位置に自分を置く一方で、相手の攻撃を受ける位置にも入ることを意味します。間合いに入った瞬間、試合が一気に動き出し、矢のような速さで突きや蹴りが飛び交います。成功する場合もあれば、防御されて逆に反撃を受けることもあり、その瞬間を見逃すことはできません。一瞬たりとも目が離せないのが組手の魅力なのです。また人によっては体型・体格もあれば、技の得意・不得意もある。それぞれがそれぞれの持ち味を出して戦う点はまさに醍醐味ともいえます!
なお、子供達自身における『好き嫌い』って、意外と大事なポイントだと私的には考えています。よって、組手が8割の時もあれば、形が9割の時もあったり。。。その時その時で、子供達の好きなように割合というか集中具合を調整しています。大会前や大会後、また夏休みや冬休みにおいて、そういった偏りみたいなものを治したり、逆に得意な部分の伸ばしたりなどなど。。。
親としては「アレをやろう!」とか「弱点だから、コレやりなさい!」というセリフが喉まで出かかっていることも数知れず・・・・でも、我慢ですね!!
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