兄(おにいちゃん)の背中を追っている妹(君)へ

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空手道着をきて政権付きをしている白帯の女の子のイラスト 練習のぶろぐ
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 そういえば、娘(妹)が空手を初めて、早1年半がたちました。今年の秋には昇級審査があり、合格すれば黄色帯(6級)を達成します。ただ、如何せん兄(おにいちゃん)が強いせいか、本人もいじけたりする訳です。そこで今日は妹の空手との向き合い方について、回想も兼ねて記してみました。(↓ 将来こんな女の子になるのか・・・・オトンとしては楽しみでもあり不安でもある。。)
空手の道着を着て構えている女子高校生のイラスト

 娘がどうして空手を始めたか、、、シンプル且つ明快な答えですが『お兄ちゃんがやっていたから』です。兄弟あるあるですが、やっぱり上の兄や姉の姿を見て、弟や妹はこう考える訳ですよ。『兄ちゃん(姉ちゃん)の空手、かっけーな!俺or私もやってみたいな!』っと。
 当然ながら軽い気持ちで始めるわけですね。でも、この「軽い気持ちでやってみよう」というノリこそが大事だと思っています。
だって子供ですもん。未就学児や低学年の子どもに、重い気持ちや相当たる覚悟をもって習い事をさせる親御さんって、たぶん少数派なんじゃないかなと。あまりプレッシャーをかけること自体がナンセンスですし、本気で本人が辞めたくなったら、それはそれでアリかなというスタンスです。
 実際、子供たちが通っている道場でも、そのパターン(兄と弟)は多いです。不思議と「姉と妹」って少ないんですけど。。。そこはやはり女性同士で違うのでしょうかね??

2 挫折はつきもの。そもそも「挫折」でもないし!

 ただ、それは傍から見るのと、実際に自分で(空手を)やることは違う。道場に習い始め、道着を着てしばらくすると、『ん?アレ?中々出来ないぞ。。何故?兄ちゃん(姉ちゃん)は出来るのに、ぼく(私)は出来ないんだろう』と。もちろん上の子は早く習い始めているから、その分一日の長があるのも事実。しかし、下の子(妹)はそれがわからない。しかも兄ちゃんが先生から褒められると、益々焦るみたいですね。その競争心や良し。だからこそ、お兄ちゃんや上手くできる上級生に気遅れるする必要はないのですが、本人たちはそういうふうには思わない。で、、、、『もう空手したくない』『お兄ちゃんみたいにできないもん!あたしは下手くそだもん』といじけたり。。。どうでしょう?これってきっと兄弟や姉妹で空手やっている方々、、これは通る道なのでしょうか。。

3 「君(いもうと)は君の空手をすればよい」

 さきほど『辞めたくなったら辞めさせる』といいましたが、実はコレ、親としても難しい決断だと思っています。本人が別にやりたいことが見つかって、それを優先したければ問題無し。ただ、今の空手の練習が辛かったり、練習が面白くないから辞めたいというのは『無しだからねー』と子供たち二人に伝えていました。あくまでも私の主観ですが、『前向き辞める』意味と『後ろ向きに辞める』意味って、なんか違うと思うんですよね。もちろん道場で体罰とかイジメとかがあれば、それは想定外なので、大至急辞めるべきですが。
 お兄ちゃんの背中を追うのは構わないけど、『君(妹)は君の空手をやればいいんだよ』と、事ある事に伝えています。だって兄妹で親に比べられるほどシンドイものは無いと思うんですよ。兄妹それぞれで空手を通じて得られるものがあればいい、そんな風に思うのは親バカでしょうか。。。

それでは今日のまとめです。

  • 兄や姉、そういった背中を追うことは良し!ただ、追いかけ過ぎはNG!
  • 辞める時は、”前向きな理由”で!後ろ向きの決断は要考慮!
  • それぞれの空手を、それぞれのかたちで学んでくれれば結果オーライ!

  しかし、そこまで大所帯ではないとはいえ、確かに道場内で4〜6年生をとびこえて、形を一番早くマスターしつつあるお兄ちゃんが身近にいると、下の妹としてはたまらんな。。。(同じ立場ならパパでもちょっと、、、ウン、しんどいかな。。)

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