夏休みの自宅特訓　～形編その弐～

　私（四十路のオトン）が子供の頃と違って、今はたくさんの情報機器が溢れています。そう、You●ubeやTik●okとかですね～。昔は都会の本屋とかDVD屋さんへ行ったり、あるいは雑誌で専門書を探してようやくたどり着けた情報が、今や携帯で好きな場所で好きな時に・・・・・なんちゅー恵まれた時代なのかと思う反面、それがこれから子供たちが生きる情報化社会は、情報そのものが将来の格差になりかねないのだろうなーと。。。。すみません、脱線しました(;^_^A💦
　で、各流派の形がある程度アップされているので、子供たちがお気に入りのお兄さんやお姉さんの形の動画を繰り返しひたすら見る。これだけでもすさまじい情報量が子供たちの武器になっていると思います。毎日あるいは週５で通っているような子供たちと違い、週１ペースの練習だと、どうしても情報・練習時間が相対的に少なくなる。ただ、こうやって少しずつでも動画で見ているだけでも、子供たちの頭には断片的でも記録に残るわけで、丁度まとまった時間がとれる夏休みほどうってつけの季節はないと思います。

　さて、「丁度まとまった時間が取れる夏休み」ならではのやり方ですが、我が家だとついでに型の最高峰のスーパーリンペイまで動画で見せています。子供たちだけだと見飽きてくるので、そこはあえて私も一緒に視聴して、『あれ、今の動きって●●の形の一部の動きじゃない？』『これって完コピしたら結構格好良くない？』とヨイショしています。普段だと、現在習っている形くらいしか見られませんが、折角なので、まだ見ぬ形（これから覚える形すべて）をユルリと冷たいジュースのみながら子供たちと昼間から時間を過ごすのもアリなのではないでしょうか？さらにさらに、他流派の形もついでに見たりすると、今までの形の大会でほかの流派の子供たちが演じていた形の名前がわかると、それはそれで子供たちは面白いみたいです。余談ですが、上のお兄ちゃんは小学校で同じ学年の子供同士で、たまーにお昼休みに形を見せ合ったりするみたいです。しかも他流派の子供たちと批評しながら比較するという、、、、マジメかッ！？と突込みを親として入れたいと思いつつ、これぞ切磋琢磨ち言わずして何をかいわんや！ですよね。

　えー、スラムダン●のアイダヒコイ●みたいな目次ですが、実際問題この夏はかなりの空手動画がアップされています。各流派、各大会がアチラコチラで動画がアップされているので、話題とネタには事欠かない今夏です。やはりコロナが下火になったことが大きかったのでしょうかね？普段ならばなかなか見られない団体での形大会など、子供たちも興味がそそられるような大会もありますので、是非ご家族で探してみてください。特に、こどもたちと同じ学年の組手や形の動画部分は、全国大会とはいえ、良くも悪くも現実を子供に見せる良い機会だと思っています。コレ、本当に副産物ですが、全少大会の動画を家族で見た結果、「なるほど、これが基準の動きなのか」と子供たちが理解してそれに近づく努力をするきっかけにもなります。後ろ向きにならないように親として気を付けるべきところですが、少なくとも同世代の最高レベルの試合（全国大会の決勝）を繰り返し見ていると、自分たちだってちゃんと練習すればあのレベルまで辿り着けるかもしれない！という壮大な夢を持つことだってありえますしね。

それでは今日のまとめです。

• 夏休みは文明の力を最大限活用！動画で形を見まくろう！
• 十分な時間を使って、形の最高レベルまで子供に見せてみるのもアリ
• 普段は見ない他流派の大会や全国大会の動画を通じて、さらに”気づき”を

ちなみに、上のお兄ちゃんはあまりにも上手い先輩方の形の動画を見過ぎた影響からか、昇級審査の時に上級者（黒帯とか茶帯先輩）の形を見て、（あのレベルで昇級審査を受けるのか！？）と逆にショックを受けていました。。。。『あのねお兄ちゃん、一般の人は動画にアップするほど（ハイレベルな演武は）そうそう出来ないのよ』と帰りの車で訥々と諭しておりました。

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