さて、子供たちはいよいよ夏休みが始まりました。競合クラブや大型道場だと、きっと夏合宿とか特訓レッスンなどがあることでしょうが、こども達が通っている空手教室は、無しです。道場自体が開設から7,8年と比較的に若いので、まだまだそこは師範も試行錯誤の模様です。
で、先週の練習の際に、いよいよ試合の応募用紙が配布されたので、今回の話題は「試合」に関するテーマです。
1 申し込み用紙が配布されるのは概ね2~3か月前
概ね大会日より遡って2~3か月ごろに募集があります。つまり、この時期の配布だと9~10月頃の大会の申し込みが行われます。ほかのスポーツと同じかもしれませんが、だいたい春ごろと秋口の大会が多いように思います。特に秋は9~11月が各地で大会のピークといっても過言ではないと思います。逆に言えば、夏場は秋の本番に向けた特訓真っ盛りの時期といえます。中学受験にも「夏を制するものは、2月を制する!」的なキャッチコピーがあったと思いますが、感覚的にもそれと同じですかねー。空手と向き合える時間も夏休み中は増えますので、上のお兄ちゃんも下の妹も参加する気満々です。
2 連戦だと、結構エグイことに
『空手の試合ってそんなに高くないでしょ?』『参加して負けたら終わりだから、時間は短いはず』と思っている親御さん、、、、それ甘いです。あくまでも私の経験上ですが、自治体の大会だと確かに3000~4000円だったり、ダブルエントリー(形と組手両方)でも4000~6000円のケースもあります。しかし私的団体(ガチ系の団体。WM●Oとか武道団体)ですが、これが1種目で6000円となり、さらにダブルエントリーだと8000円超えます。これが文字通り『連戦』となると、親御さんの財布まで連戦となりますので、福沢諭吉さんも旅立つ覚悟が必要です。
しかも会場までの移動費用・時間、試合後の(打ち上げかねた)外食など、親子ともども戦いになることを想定してください。
3 経験者は語りたい反省点
さて、大会にかかる反省点としてあげたいのが、意外と拘束時間が長いという事実です。確かに型であれ、組手であれ、実際に試合そのものの時間は球技や文化系のサークルよりも短いですが、いわゆる『待機時間』が半端なく、長い。例えば先日の5月の大会であったケースですが・・・・
① 9時に大会会場集合、
② 10時30分頃にエントリーした部門(組手)が始まる。
③ やっとこさ本人の組手の試合開始で11時00分(で、5~7分で終わる)。
④ 午後の型部門が14時に始まる。途中で運営上のあれで約45分くらい中断
④ 本人の型の試合が16時30分頃から始まる(2回戦へ進出)。
⑤ 16時55分に敗戦にて終わる。。といった塩梅です。
つまり、自宅から近くもない場所での大会(特に2種目参加)は、完全に一日が潰れる!
という事実はある程度想定してください。ちなみにこの日、帰宅したのは19時30分。。。
それでは今日のまとめです。
- 夏場は大会へ向けての特訓シーズン!(すべては秋に実を結ぶため)
- 福沢諭吉さんもスタンバイ状態で(意外な出費も覚悟)
- 各参加種目の開始時間帯と、移動時間・手段も要チェック!
9月の関東の大会に向けて、お子さんも親御さんも夏バテせずに頑張りしょう!
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