例の組手大会の反則行為について

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大会の様子 からてのしあい
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 約1か月半ぶりの更新です。恥ずかしながら心身に不調があった場合は、無理にブログは更新しなくても良いかなと考えていましたが、、、、さすがに今話題になっている例の組手動画の件だけは、この読者の方々にも問題提起として認識してもらいたく、本日記事を更新した次第です。

空手の組手をしている黒帯男性二人のイラスト

  もしかしたら、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、おさらいとして以下に事の経緯をまとめてみました。
【経緯】
① 2024年10月に宮崎県で開催された小学生の空手大会での反則行為がSNS「X(旧Twitter)」に動画投稿された 。
② 九州地方の小学生空手家が参加する大規模な選手権であり、当日は小学生数百名以上が参加する大会の中で事件(事故)が発生。
③ 動画の中で小学4~6年生と思われる組手の試合の最中、片方の選手がセコンドへ向かおうとした際に背を向けたところ、背後から相手選手が攻撃を続行し、ハイキックを後頭部へ直撃させる。
④ 蹴られた子供はそのまま蹲り立ち上がれず、更に審判団はそのまま子供を放置して、この背面攻撃について協議を開始。(最後まで倒れた子供への声掛けなどは無し)
  
 さて、この①~④だけでも子供を空手教室へ通わせている親御さんはお腹も頭もいっぱいですが、これはまだ”序章”というか始まりに過ぎなかったーーーーというから驚きです。
 もし、この問題動画を視聴されていない方のために、既にYoutubede複数の動画が挙がり、更に拡散していますので、”空手 小学生 ハイキック 反則”などで検索してみてください。X(エックス)に動画投稿されたのは今月7日らしいですが、既に試合中の動画がアップされていること、とりわけ格闘家や空手教室の先生からも様々な声が挙がっています。

karate girl: ...

2 反則ハイキック以上に、大きな問題について

 さて、この問題は単なる試合中の反則ハイキックだけではなく、”その後の大会あるいは道場・運営側のプロセス”についてということです。端的に言えば、
⑤ 蹴った側の道場(セコンド)の主張として「蹴ったことは事実だが、不慮の事故であり悪意はない」「選手が蹴った後に、蹴られた側のセコンド(保護者)から怒鳴られた」「主審は”待て”の対応をしておらず、攻撃を止めるのが間に合わなかった」
⑥ 大会側の主張として、「蹴られた側のセコンド(保護者)が怒鳴るのはNG.よって大会3年間の出場停止とする」「試合の後に救護措置を行い救急車で対応した」
 さて動画を見た後に、上記の⑤と⑥の主張を聞いた皆さんは、どう思われますか?もし自分の子供が被害者側(蹴られた側)のお子さんだったら、冷静でいられるでしょうか?私は、多分冷静でいられるのは無理ですし、この大会運営側や相手道場に対して、何らかの法的リアクションをとります。空手を続けること自体は子供と相談しつつも、ハッキリ言って後遺症が残るかもしれない以上、事実上の引退(他のスポーツへの切り替え)を進めることでしょう。
 あえてこのブログにおいて、この試合中の反則行為について長く語るつもりはありませんが、逆に言いたいのは”試合後の展開”だと思います。
 何故、わざわざ加害者側の道場は、「このこと(反則ハイキックの話題)を大きくしたら、来年以降は大会に(被害者側の道場は)出場しづらくなるよ」とか「試合中に(被害者の子供が)わざと顔を近づけたらから、顔面に攻撃が入ってしまった(あくまでも被害者側の落ち度であることを主張)」との、言い訳に終始したのか。この試合動画の存在を知らなかったのか。。。。
 なお、少し情報を調べてみると、この加害者側の道場の評判や道場主の写真も、既にいくつも晒されているようで、道場主の上半身には、それなりの龍の絵が描かれているほか、インスタも急に非公開になっているようで、周囲の他の道場に通わせている保護者は「あの道場の生徒ならば事故を起こしてもら納得。出来れば対戦したくない内容をするような道場だったから」との談。

白い病院のたてものを正面から映したイラスト

3 小学生は”格闘プロ”でもない、心身も未熟

 私がこのブログでも述べるまでもなく、様々な格闘家や空手教室の先生が、この”反則行為”と”その後の大会運営側と加害者側の道場側”について多くの見解を述べています。あくまでもこの事件(もはや事故ですらないという意味で)が発生した大会の流派は、ウチの子供達が通っている”伝統空手”と異なり、実践空手というフルコンタクト的が主流の団体です。ゆえに、顔面や胴当てといった保護具が無い試合での出来事とはいえ、決して他人事ではないと思います。保護面や防具をつけても、無防備の背を向けている相手の首や頭部に、全力のハイキックを出してしまうこと、また出すように指示を出している大人がいる(しかもセコンドで)は、防具付き組手だろうが、寸止め組手であろうが、全く関係が無い(明日は我が身、いや我が子供の身)と思います。
  今回の事件を通して、如何に試合といえど一歩間違えれば大事故になること、また指導する親や大人がしっかりと子供を教え諭す必要があることを大いに気づかされたのは私だけではないと思います。この件について、最終的に事件を起こした流派の本部あるいは上層部が危機意識を持って対外・体内的にコメントしなければ、もはや国内にとどまらず世界中に拡散されて批判・非難されることとなるでしょうし、ひいては空手そのものも暴力的なスポーツとして空手離れにつながるような気がします。

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