そういえばですが、空手にまつわる話以前に、学生の本分は”勉学”であるということを常々こども達には教えています。そこで今回は子供たちへの勉強についての教育方針についてまとめてみました。もちろん各ご家庭にてそれぞれの教育方針や信念があるかと思いますので、あくまでも”我が家のケース”ということでご理解ください。
1 私(オトン)の育ちにも関係アリ。それは「文武両道」!
私(オトン)の地元は、九州は鹿児島です。近代の西南戦争以前からですが、そもそも論で「勉強だけ出来てもダメ。頭でっかちの人間になる。ただし、武道(今だとスポーツも含むのかな?)だけが出来てもダメ。精神論だけで突っ込む猪武者と同じになる。所以に勉学と武道、この両方を学んでこその人生である」と、先達からお達しがあるわけですね。今の2023年の状況は不明ですが、少なくとも30年以上前の小学校・中学校・高校、さらに地域の町内会ですらそれとなーく教えとしてありました。また、私がいた地域も都会の学校と違って滅茶苦茶塾で勉強して受験する時代でも、あるいは場所柄そんな雰囲気はなかったため、勉学への必要性がさほど・・・・的な有様でした。しかし、かといって勉強をおろそかにすることは、なんというか恥というか負けみたいなレッテルをクラスやまわりから張られかねない雰囲気があったことも事実。この教えがあったからこそ、文学と武道(スポーツ)のバランス感覚というか、重要性にも気がつけたことも事実です。こうやって我が子にも同じセリフを吐いているあたり、やはり小さい時の教育って大事なんですね。。。。
2 どうして一択(文学or武道)じゃダメなのか?
という質問がくるかと思い、実はワクワクしておりましたが、悲しいかな。上のお兄ちゃんからも下の妹からもこの質問が実は、私あてに来ていません。多分嫁からの個別指導の賜物かもしれませんが、この「両道の大切さ」を説明してくれているようです。もちろん仮に私に質問が来ても、それなりにバッチリと回答できるように準備はしていますが。。
「両道とは可能性の話なんだよ~。1つの道より2つの道があれば登山も楽しめるでしょー」とか、「ひとつの泳ぎ方より、ふたつの泳ぎ方を知っているほうが、海や川で溺れるリスクも減るんじゃないかな~」などなど。。。。。なるべく子どもに分かり易いような言葉やイメージができる内容で、各ご家庭なりの言い回しでも大丈夫だと思います。
3 人生において沢山の景色を見てほしい
空手であれ剣道であれ柔道といった武道、またスポーツでもプロになれる人間はホンの一握りだと思っています。確率論的にも『二月の勝者』のくろき先生の言う通り、現実は現実としてある程度認識させる必要があると我が家は考えています。勿論その可能性の先に、大谷翔平選手のような稀代の選手にもなれる未来もあるかもしれません。ただし決めるのは本人であり、実行するのもまた本人です。小学1年生や3年生の子ども達にそれを求めたり期待することも、逆に子供にとって酷なプレッシャーになってしまわないか、ついつい考えてしまうんですよね、親の場合ですと。
幸い?にも、子供たちも空手の他にもやりたいことがあるみたいです。空手で仮にくじけても、別の習い事や勉強(何か1科目。もっというと趣味でもOK)に対して、同じ熱量で取り組めるものがあれば、子ども達自身の救いにもなる気がするんですよね。。だから今は、空手以外のことにもどんどん取り組んでほしいというところです。
それでは今日のまとめです。
- 文武両道の精神をもって、ある意味で二刀流となる!
- 勉学か武道か、一択でのメリット・デメリットについて親子で考える
- 空手だけが人生や趣味のすべてではない。勿論本人の気持ち次第でソレもあり。
なお上のお兄ちゃんは、未就学児の頃からたくさんの問題集を嫁が与えたせい(おかげ)で、小学校(公立です。私立は流石に・・・・近くにないので)の授業なら特に教科書見えなくてもこなせるようになりました。下の妹は、空手同様兄の後塵を拝している?ので、現在猛勉強中です。ただし、妹は『ワタシ、将来画家になる!』と大きく宣言しています。半年前までは「ラプンツェルになりたい!」って言っていたのに。。。(いろんな意味で、泣いた夜でしたとサ。。)
↓は折り紙に本人が書いた、そのラプンツェルです。う~ん。。。。芸術が爆発しているねーッ!
【自宅での言語学習を考えてみたら、一度トライしてみよう!!】
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