閑話休題シリーズ　～　勉強の秋！

　　実は子供が小学生に上がってから、コンスタントに受けているのが、某教育塾による『全国統一小学生テスト』です。「空手の昇級審査の１日前に？」という疑問を持たれた親御さん・・・・むしろ、昇級審査の前だからこそ、だと我が家は考えております。比較的初級の審査でも、黒帯の審査でも、前日ならば普通に試験を受けるのが当たり前だというのが我が家のスタンス。むしろ大きな審査・試験においても常に平常心でいられる訓練であったり、普段知らない子供達と初めてに近い場所で、不慣れな試験を受けることも、一つの特訓だと思っています（たまたま、戦うフィールドが空手なのか、勉強なのかという違いがあるだけ）。よって３日は兄妹揃って朝８時には自宅を出て、午前中は試験会場で時間を過ごし、午後からは自宅で復習と別教材で粛々と勉強していました。。。
　引用元：四谷大塚　「全国統一小学生テスト」　👈詳しい内容はコチラから

　さて、そもそも論で「全国統一小学生テスト」って何？という方々にのために、以下、ご説明させてください。（※決して回し者ではありませんよ！）
　サピックスや早稲田アカデミーをはじめとした中学受験が昨今叫ばれていますが、その中に四谷大塚という中学受験指導の塾があります。同塾においては、住んでいる地域や経済的な事情に関係なく、子どもたちに学力向上の機会を広く提供するため、現在「全国統一小学生テスト」を年に２回実施し、すべての小学生を無料で招待しています。このテストにより、日本全国に埋もれている優れた才能を次々と発掘し、その力を存分に伸ばしていくことにより、将来、世界をリードする人材の成長と確保につなげたいという理念からだそうです。この全国統一小学生テストは、学力を測るだけではなく、学力を伸ばすための模試です。全国の小学生を無料招待しており、会場での厳正実施にこだわっており、実際上のお兄ちゃんも下の妹も毎回この日程に合わせてスケジュールも組んでいます。テスト後には見直し勉強指導などの学習サポートを受けることができるほか、連続受験で学力の推移が分かるので、去年の成績や前回と比較して、どこがどう伸びたのか、逆にどう伸びなかったのかという資料も一緒に無料でいただけます。また、全国規模での順位が分かるため、自分の学力を客観的に知ることができます。
 成績帳票には、全国規模の順位だけではなく、都道府県別のランキングも記載されています。また、全国統一小学生テストを受験して合格基準をクリアされた方は、四谷大塚、四谷大塚NET加盟塾、四谷大塚YTnet提携塾への入塾資格を得ることができます。実際、既に上のお兄ちゃんも何度も以下のようなお手紙（という名の合格通知）を毎回もらっております。
　

　さて、私と嫁が（子供たちに対して）空手ガチ勢にならない理由として、将来への選択肢を”現時点においては”狭めるべきではない、というスタンスだからです。正直、我が家で大谷選手ような世界的に稀有なスポーツ選手を育てる自信も勇気もありません（泣）。無論、数年後か数十年後に空手がオリンピック競技として復活しようがしまいが、そんな不確実なものを目指して子供に頑張れともいうつもりはありません。そして学生の本業が勉強である以上、これから中学だろうが高校だろうが、やはり一定レベルの国語算数理科社会、更にこれから英語やプログラミングまで求められる世代に対して「我が家は空手だけ頑張れば大丈夫！」なんて、口が裂けても我が子に教える勇気はありません。単純明快ですが、勉強もしっかり進めることで、将来の進学先の選択肢が広がる可能性もありますし、何より中学受験をしてもしなくても、論理的思考能力が身につくことは、決してマイナスではないと思っています。勿論、ガチ勢の子や親御さんだって、それぞれの将来を見据えて空手に絞っていることもあるでしょう。それについては、全く異論も反論もありません。だって他のご家庭のことなので、他の人間がとやかくいうことでありませんしね！
 前回の試験（つまり６月の試験）では、偏差値６０近い数値をたたき出した上のお兄ちゃんですが、これから試験科目も増えていくなかで、厳しい戦いになるでしょう。空手も勉強も、結局同じで『努力を積み重ねた方が最後に勝つ（確率が高いよ）』ということを、これからも勉強と空手を通じて学んでほしいものです。
　　さて、今日のまとめです。

• １１月３日、昇級審査の前日は「全国統一小学生テスト」を受験！
• 空手でも勉強でも、アウトプットの場所が必要！全小テストがまさにコレ！
• 文武両道は我が家のルール！それぞれのご家庭の数だけ、それぞれのルールがある！

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