子供たちが通っている空手道場、実は6月まではズーム空手教室(レッスン時間)がありました。「ありました」という過去形である理由は、コロナ禍もいよいよ出口が見えはじめ、また感染症の2類から五類に引き下げられたこともあり、先月をもって終了ということになりました。今回は、このズーム(いわゆるウェブ教室的な)空手レッスンについて書き記したいと思います。
(↓↓ 実際にはこんな優雅な姿ではありません。。。。)
1 きっかけは、やっぱりコロナでした
そもそもこの新型コロナウィルスの流行がなければ、こういったウェブでの試みについては、ほかの道場でにもやっていなかったと思います。というので、子供たちが通っている空手道場以外でも、世の中にはテレワークやリモート授業など、直接対面でやらなくてもよい時代の到来を予感させるものだったと思います。それまでは空手に限らず、柔道、剣道も対面が当たり前であり、大人と違って、まだまだ小さい子供達が画面の動きやマイク音声から全てを学びきるのは、ほぼ不可能に近いと思っていたハズです(かくいう私もその一人でした)。それでも週1回ながら、Zoom空手の時間帯が新設され、今年の6月まで継続されていました。ひとえに子供達の「空手をやりたい、続けたい」という声に師範が応えてくださったからでした。仮に子供たち本人が感染しなくても、家庭内で感染者がいたり、濃厚接触者に定義されたり、また体調を少し崩しただけでも腫れ物(感染したんじゃないの?的な世間からの視線)扱いされたあの時期です。教室に行って練習したくても、世間的に練習へ行けなかった子供たちのことを考えると、師範なりに試行錯誤されての決断であったと思います。
2 実際のレッスン状況について
さて、実際のレッスンはどうするか?次の通りの流れです。
① 毎週実施時間は固定(土曜の夕方から。1時間程度)
② 開始時間の五分前にネット接続&ズーム起動してミーティングルームにて待機
③ 時間になれば、ズームの画面を通してレッスン開始(準備運動から基本稽古、形もあり)
といった流れです。お気づきの通り、これってネット環境が家庭内で整っていることと、ある程度親がPCやZoom設定を行う必要があります。更に、わが家の場合はPCをテレビと繋げて、Zoomの画面だけは必ず毎回大きく映し出していました。というのも、スマフォやアイフォン・タブレット端末でやろうとすると、どうしても画面が小さくて先生やほかの生徒の動きが見えにくいんですよね。。。ついでにノートPCの付属カメラも、毎回毎回の画角調整が面倒いので、実は諦めて外付けのウェブカメラを使っていました。もともと私の仕事のリモートワーク用として購入・準備していましたが、勤務先の会社(というより課所棟長)が、リモートワークをさせないという有様。『なんでやねんっ!!?』て感じでしたが、まさか子供たちの空手教室で使うことになるとは・・
3 メリットしかなかったZoom空手。ですが、、、
ワタクシ、決してズーム社のまわし者ではありませんが、結論(子供達にさせて)良かったなーというのが本音です。主たる理由としては
① 練習の一環として、予習にも復習レッスンにもなる
② 普段の空手メンバーと異なり、他教室の子供たちと、楽しさと程よい緊張が同居した状態
③ IT端末を使うことで、本人(こども)達のITリテラシー向上や教育の一環にもなる
ということです。
ただし断っておきますが、『普段の対面練習に参加していることが前提条件』、ということです。つまりズームでの空手教室の時間を、通常の空手レッスンの予習或いは復習として活用すればいいわけで、「本体的な通常レッスンそのもの」にはなりえませんので、その点だけはお忘れ無く!
それでは今日のまとめです。
- やはりZoom空手レッスンの発端はコロナ!今後世界で再び繰り返さないとは限らない
- 子供任せではNG!といより、そもそもの家庭内端末設定が必須!
- あくまでも”補完”としての時間帯であることを子供へ認識・理解させること!
ちなみにズーム空手でレッスンに出てくる子は、だんだんと不思議な事に固定メンバー化していきました。時間的にどうしても参加出来ないなど、各ご家庭の事情ももちろんあったかと思いますが、、、たまに他教室の子が旅行先の?ドイツとか台湾からズーム空手に参加していた風景をみると、つくづく時代は変わったな〜とシミジミ思い知りました。。
【自宅での言語学習を考えてみたら、一度トライしてみよう!!】
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