閑話休題シリーズ ~空手で”飯”が食べられるの?~

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お金や計算機といったイラスト 文武両道って結構キツイ。。
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 たまに思うのですが、もし子供達からこんな質問がきたとき、皆さんであれば何て答えますか?『ムリムリ!?そんなのほんの一握りの選手だよ?』とか「オリンピックの選手になれれば、多分空手で食べていけるよ!」などやりとりになるのでしょうか。ちなみに我が家は基本的には『一部を除いて食べられないか、非常にキッツイよ』とストレートに言います。ただ、言い方には気をつけたいですが、、、、ということで、今日はそんな”収入”をテーマにしたブログとなっています。


空手道着をきてステップを華麗に繰り出す三毛猫のイラスト

 一番近くてイメージしやすい道場の師範をサンプルとして仮定してみることにしました。前提として、①現在経営(教えている)道場は3つ。②道場にはおおむね25人程度の道場生がいる。③月額4000円(税込)が基本料金。といったものです。そうすると、簡単な図式として、
 @4000円 × 25(人)× 3(道場)= 300,000円(月額)といった数字が出てきます。これを年間で換算すると360万円となりますが、師範は副業として運営されており平日の日勤帯は本業をやられているようです。当然税金などは申告されているはずですし、本業については大人の世界なので、こちらからは一度も聞いたことはありませんし、またこれからも聞くつもりはありません。勿論、上記の数式の①~③のいずれかを上げれば、その分金額もアップするでしょうが、やはり体が資本の世界。副業として活動されているからこそ、万が一のリスクに備えてこれからも本業との二足の草鞋を履かれると予想しています(私の勝手な想像ですが)。ただし、上記の金額は収入であれば、それに対して道場の場所代(レンタルスペースやイベントスペースなどを借り上げ)や、空手の練習道具の購入(ミットやカワランなどの練習道具)など固定費と変動費もかかるため、5~7割くらいしか残らない印象があるのは皆さんも同じでしょう。

2 実業団の選手ならどうなのか?

 ちょうど、この3連休に実業団の空手大会があったことをご存じでしょうか?野球やラグビー、バレーボールに陸上競技などでも会社で仕事をしながらスポーツで身を立てている選手も数多くいることも事実です。ただし、武道としての意味合いの強い空手や柔道、剣道はどうなのか。。。まだまだ前段のスポーツに比べて、その門戸も狭いのが実情なのではないでしょうか。勿論先の東京オリンピックで金メダルをとった選手もいますが、逆にいえばそれほどの”いただき”にいない限り、純粋にその武道だけで身を立てて、更に家族を養うというのは中々、、、無理ではないのでしょうが、自分の子供に『ホラ、空手でご飯が食べている人もいるよ!』などと、簡単には言えるはずもありません。ワンチャンで、フルコン空手の選手として格闘技の大会で名を馳せることもあるかもしれませんが、そういった一過性のものより、やはり堅実かつ安定を我が子に求めてしまうのは親のサガなのですかね。女の子ならば猶更、です。
 他方、自身が子供時代であった30年ほど前において、空手の試合って正直メジャーでもなかったような気がします。勿論youtubeも無く、PCや携帯電話も全く異なったスペック(重さ・厚さともに)ですので、当時は新聞とか一部のマニア雑誌での取り扱いだったような気がします。剣道とか柔道とかならNHKとかがやっていたくらいかな。。。。。オリンピックの正式種目として取り上げられたくらいなので、ちょっとずつでも世間に認知されニーズがあれば、そういう可能性もあるのかしれません。

3 結論、ご飯を食べるのは難しい。。。が、可能性は未知

やはり、空手を本業としてやるだけでご飯を食べるのは、現時点では難しそうです。まして家族を養うくらいとなると、どれだけ優秀かつ有名な選手となり、道場経営していかないといけないのという現実があります。もちろん、子どもが訊く前からゆめや希望を潰す必要は無いと思っています。今は目の前の大会や日々の練習に真剣に取り組み、自分なりの楽しみを見つけてくれれば良いかなと。。また過去20年や30年前の空手を取り巻く環境や状況も変わってきたように、未来の20年後や30年後は、更に変わっている事でしょう。未来を否定する権利など誰も無いですし、これからも空手を通じて自分と向き合ってくれることを親として切に願う次第です。

それでは今日のまとめです。

  • おのおの、身近な師範や通っている道場から積算してみれば何となく収入も見えるもの!
  • 社会人だと実業団の選手として続けるのが一般的の模様。ただしもちろん狭き門!
  • ほかのスポーツのようにプロ化もあり得なくはない!視野も可能性も広くみたい!

 ちなみに私、初めて知りましたが世界ツアーなるものがあるんですね!イヤハヤ不勉強で恥ずかしい限りです。でもこうやって空手の活躍の場が世界でも増えることは、子ども達にとっても素直に嬉しいですね!
 引用元:Wikipedia 『karate 1 プレミアリーグ』

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