実は以前から空手の形に関して、ひとつ気になっていたことがありました。それは「形用の道着ってどうなのよ?」という点です。上のお兄ちゃんも下の妹も、現状形・組手兼用の道着のみにて、形専用の道着は使ったことがありません。というより、親である私と嫁が購入したこと自体がありません。そこで今日は形専用の道着について考えたいと思います。
1 形用の空手道着の特徴について
正直、他の空手専門のサイトやブログにおいて、しっかりと説明がなされているので、敢えて私の趣味的ブログで書かずとも良いと思いました。が、私自身の頭の整理と勉強も兼ねて、以下整理してみたいと思います。
空手の形専用の道着は、無論空手の形競技において着用される道着のことです。よって、組手競技や普段の練習では使用できません。形競技では、技の正確性や美しさが評価されるため、道着の質も重要となるらしく、要は「見栄え」として発案・実用化された道着といえます。形専用の道着は、組手用や兼用道着よりも生地が硬く、厚手で重量感があるようです。つまり、そういった特徴が形の動きを際立たせるようですが、逆に袖や裾が長く、動きにくいという特徴もあるようです。道着の生地が硬いため、技を出す際に空手特有の『バシッ!』『ビシッ!』とした衣服が擦れた音が出るため、そういった聴覚的な印象も含めて、迫力のある演武を演出?する一種の道具ともいえるでしょう。特に一つ一つの技を出すときに、空手独特の道着の擦れる音が鳴りやすいのも形専用道着の特徴です。形専用の道着は、形競技において、技の正確性や美しさを競うために着用されるため、昨今では高機能(チタン入り・形状記憶タイプなど)な性能も加わり、値段的なところもパワーアップ(要は高い)している模様です。
2 実際のところ、道場や大会での使用状況
さて、現実的に子供たちの使用状況はというと。。。。。うちの子供たちが通っている道場の子は『誰一人として形専用の道着は持っていない』というのが実情です!それは、普段の練習はもとより、参加している空手大会の子供たちも、一般的な組手・形兼用の道着を購入・使用しているからです。勿論、ガチ勢のお子さんやご家族であれば、夢はオリンピック選手や空手で飯を食べるレベルであれば、小学生低学年といえども『本気オブ本気』でしょうから、形専用の道着を定期的に購入されるでしょう(子供服って、すぐにサイズ合わなくなるし。。)し、それはそれで当然だと思います。
しかし、我が家はノーマル家庭なので、空手はあくまでも、習い事の一つ。今月の空手大会が終った後は、年明けの算数検定(上級学年)や漢字検定など勉強イベントが目白押しです。ゆえに、空手ガチ勢の方々ではない=形道着専用の購入までは考えおりませんでした。今まで出場した空手大会でも、『圧倒的に形が上手い子=その殆どが形専用の道着を着ている』というのが大半でしたので、特段私自身も違和感はありませんでした。ただ、最近こうも考えるようになりました。
「もしかして、形道着を買ってから(買ったからこそ)、形というものに子供が興味をもったり熱中したりするケースもあるのではなかろうか?」とーーーーー。
3 これは無駄遣いか否か?ものの値段とは?
ちなみに、通っている道場では全員が組手と形の兼用の道着を全員が使用しており、また形専用の道着を使った子は見たことがありません。また師範からも、形専用の道着を購入したというご家庭のお話とかも聞いたことがありません。もし、同じ値段であれば少し早めに検討していたかもしれませんが、端的に通っている道場でいつも注文する道着価格の2倍以上の値段であることも理由かもしれません。また、ガチ勢の道場でもなく、開設5年未満の新興道場であれば、古豪といった位置づけでもないので、むしろ普通かもしれません。しかし、上のお兄ちゃんの形のレベルは、今までの道場生よりも1・2ランクは上という師範の言葉と、本人がひたすら形を覚える努力を積み重ねてきたことも事実。たとえ大会の時しか殆ど着ない(年5~7回)道着であったとしても、1着2万円以上する価格であったとしても、それで子供がベストパフォーマンスを出せる、あるいは出せる可能性が高くなるのであれば、、、、、後は親の心意気だけということでしょうか??
(あ、下の妹も活用できるから、少しは減価償却できるのかな・・・)
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