さて、今年も残り4か月。少し前のブログにおいて触れましたが、今週末には関東某所にて空手大会が予定されており、兄妹揃っての参加となります。今回は組手は控えて、二人とも空手の形での挑戦です。本大会の参加を加えると、残すところ空手の大会もあと3回。現時点でのベストパフォーマンスを期待したいところですがハテサテどうなることやら。
そこで、今回はこの大会の形式や参加目的についてまとめてみました。
9月大会の参加理由と目的
参加目的、それは「単純に体がなまっているから」という点です。直近の空手大会が6月上旬なので、実に約3か月が経過することになりますが、やはり子供たちの成長や感覚は、大人の思っているソレよりも、時間の感覚が短い(ような)気がしています。また大会の感覚が空いてしまうと、子供達自身の成長度合いというか、目安みたいなものがないと、モチベーションの低下にもつながりかねないと思っていることもあります。さすがに毎月あるいは隔月くらいタイトなスケジュールは別ですが、間隔としては約3か月といった程度が個人的にも有難い(親としては、毎月の大会参加は費用的にも結構、、、ね💦)。また今夏に取り組んだ新しい形”クルルンファ”の初めての実戦投入となる可能性もあります。「可能性」というのは、あくまでもこの自由形のクルルンファが演武できるのは、準決勝からであり、それまでは基本型のゲキサイしか使えません。このルールがあることから、最悪準決勝までたどり着かなければ、このクルルンファはお蔵入り。とはいえ、来月10月に予定されている別の大会では、1回戦から自由形の演武が可能なので、場合によってはこの大会で初演武という可能性もある訳です。なお、これは上のお兄ちゃんにおける形の方針なので、下の妹は、まだまだ撃砕のみという基本型しかマスターできておりません。でも、それはそれで充分だと私は思っています。たまたま上のお兄ちゃんは形そのものに興味があったこともあり、道場内ではトップクラスという自他ともに自負しているようですが、普通の習い事の子供ならば、まだまだせいぜい3つか4つの形で手一杯というが実情です。兄妹、それぞれ目指すところも立っている場所も異なりますが、ベストパフォーマンスを期待したいところです。
形の3段フェーズという考え方
あくまでも私の独断と偏見に満ちた思考ですが(笑)、形における習得レベルとして、主に3つのフェーズがあると考えています。ザックリではありますが、以下の3つです。
A:フェーズ1 ⇒ とりあえず、一連の流れを覚えたての状態。最初から最後まで演武が出来るものの、一つ一つの動きにムダ・ムラがあるような状態。ただし、一連の流れそのものは出来ているため、昇級審査などではなんとか合格できるレベル。
B:フェーズ2 ⇒ 一連の流れを間違えずに、かつスムーズに出来る。一つ一つの動きをチェックしながら、細かい点を修正しつつある状態。昇級審査では普通に合格できるものの、大会結果は相手次第となるレベル。
C:フェーズ3 ⇒ 一連の流れの子細まで完璧または完璧に近いレベルであり、更に個性や感性を含めた表現すら追加できるほど。端的に、全国大会レベル。
という括りを個人的にしていますが、いわゆるフェーズ3は『ガチ勢』と呼ばれる子供達といったところであり、各種大会の優勝・準優勝クラスといったイメージです。勿論、大会の大小に関わらず、優勝できる子は間違いなくフェーズ3であり、逆にうちの子たちはフェーズ2どまりなので、小さい大会ならいざ知らず、中規模大会となるとやはり入賞クラスが目いっぱいといったところでしょうか。
たとえ優勝できずとも、空手で学べることはある
決して『負けて当たり前』というセリフを子供の前で言いたくはないものの、やはり積み重ねた練習は嘘をつかないと思います。それは自分の子だけではなく、他の強い選手を見ても、つくづくそんな思いを抱きます。大会で上手な子の演武を見るたびに、「あの子はあの難しい形をあそこまで完璧に演じていたよね?スッゴイ練習したんだろうねー!」と上のお兄ちゃんと会話することも、上達すればするほど出来るようになりました。自分が練習したからこそ、相手の上手さや強さに気づくことが出来たり、自分の可能性を感じることをあるハズです。組手のように、若干身体的能力で白帯の子が有級の子をいきなり飛び越したりすることが無い形の演武は、むしろモクモクと努力できる子が一番上達して表現できる方法なのかもしれません。同じ武道でも、柔道や剣道には形が無い。もしかしたらあるのかもしれないけど、種目としては確立していない以上、やはり空手の形は独特の存在だと私は思います。
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