さて、前回の記事に続きまして、もうちょっと空手にまつわる“お金”の話をしたいと思います。別段毎回こういった話題を子ども達としている訳ではありません。ただイザ訊かれた際に、スラっと子ども達にわかりやすく教えたいという(ある種自己満足ですが)想いからです。
1 空手を以て、お金を稼げる?
昔の世代ならば、親から『手に職をつけなさい』と良く言われたものです。何かしら稼げるスキルであったり資格をとって収入を得るなど、イザという時に『芸は身を助ける』という言葉もありますし。実際に空手を身につけて、お金が稼げる(本業ではなく)?と思いググッてみたら、、、、、まさか、でした。まさに「空手有段者 レッスン補助者」として時給扱いながら、アルバイト募集があるんです!もちろん誰でもという訳ではなく、レッスン補助とはいえ教える立場である訳で、黒帯をあることは前提として流派的な指定まで募集要項にありました。一昔前なら、空手でバイトなど需要と供給が限られていたことからきいた事もありませんでした。仮に需要と供給があったとしても、やはりネットの無い時代だと到底無理。場所や時間にとらわれないプラットフォームがなければ、お互いがリンクすることもできなかった訳です。改めて今の時代って恵まれているというか、選択肢の多さに驚きました。
2 やはり、海外へ進出??
しかしながら、やはり日本国内だけだと需要が多い一方で供給も然り。また道場というより流派は派閥の面からも縛りが出てくることも予想されます。故に、私がもしやるとしたら、外国を人たちを相手にしたり、むしろ外国へワーキングホリデーなどで訪問し、現地の空手スクールに売り込みをかけるとかですかね。ちなみにオトン(私)とオカン(嫁)の強い考えから、英語だけは勉強をさせるべく習い事をしています。空手に限らず、やはり遊びではなくビジネスやレクチャーを目的としている以上はカタコトやボディーランゲージは言わば『遠回り』だからです。もちろん、海外で空手をしたりするための英語学習ではありませんが、イザという時に子供の選択肢と一助になればという親バカマインドです、ハイ。そういえば、ベストキッド・サーガというネットフリクスのドラマが流行っていますが、時代は変わっても、karateの力はワールドワイドということですね。
3 ただし、相当の実績やスキルを前提として
そういえば、少し前の記事でオランダを空手教室について調べた内容があります。やはり現地の空手教室にいる日本人師範は、有段者であると同時に実業団や大学時代に全国クラスの成績を残されている方々でした。つまり『黒帯だから』とか『長年続けているから』といったレベルだと、なかなかクライアントに対して売り込みというかインパクトが必要なのかもしれません。
ただしこれは、それはあくまでも空手で稼ぐという方々においてという世界と話題です。皆さんも一度、お子さんから『空手って稼げるの?』と訊かれた際の答えを、ご家庭で考えてみては如何でしょうか?
それでは今日のまとめです。
- 空手の経験者(有段者)のアルバイト募集は、現実にある!=ニーズはあるのが現代!
- 日本よりも海外の方がチャンスアリ!?ただし、一定の言語能力も必須(現地生活も含めて)
- ただし一定のスキル(黒帯以上)と実績(大会での優勝や上位入賞)も求められる場合も!
さて、ここ数日は空手外の話題が多くなりましたので、明日から再びいつもの空手ネタで行きます!
コメント