今日は短いような長いような、、、、いや、やっぱり結構長い一日でした。過去のブログ記事のとおり、本日は都内某所にて空手の大会へ参戦。夕方17時頃にて無事に家族そろって帰宅したところです。さて、今日一日だけで様々なブログネタが出てきましたが、まずは試合結果とその振り返りをしたいと思います。
1 試合の結果以上に、問題視されること
昔のTV番組のように、オチや結論を最後の最後までひっぱるやり方は個人的に好きじゃない(笑)ので最初に結果を申し上げれば、シンプルに『1回戦ボーイ』でした。形の判定は2対1で、あと審査員一人、及ばなかったということです。この約90秒の瞬間に、ここ数か月を積み重ねたことを考えれば本人の悔しさも双方でしょうが、、、、、1回戦敗退という結果以上に、親として見過ごせないことが1つありました。それは本人が『演武する形を直前に変えた』という事実です。試合後、目を赤くした本人へ問うたところ、『パパが色んな形をやってごらんっていうから・・・』という返事。このセリフは私の心にかなり火をつけてしまったようで、「色んな形をやる⇒土壇場で演武する形を変える事ではない(決して)」とか「試合開始10分前までオトンと廊下で練習した形をせず、この1週間で2,3回しか演じていない形を何故一発勝負の真剣勝負でやっちゃうん?」と1時間くらい説教してました(途中、嫁の『上のお兄ちゃんだって頑張ったのに』『叱る前に褒めてあげて』というインターセプトを挟まれつつ)。
さて、何度もこの対戦動画を帰りの電車でも携帯で見返しましたが、やはり相手とも決定的な大差がない。が、敗退という事実。これをどう捉えて伝えるべきか。。電車に揺られながらぼんやりと考えていました。
2 親として子供へ伝えたいこと
何度か過去の記事でも触れましたが、実際空手教室に通っているからといって、100人中100人が「空手のプロになりたい」「空手でご飯を食べられるようになる!」「オリンピックにいつか出たい(種目が復活したら)」という子供たちばかりではないでしょうか。実際うちの子も達も、空手でメシが食べられるとは考えておらず、また食べてほしいとも正直考えていません。だから試合の結果で大きく一喜一憂することはないのですが、今回の負けに関しては流石に口を出さざる得ませんでした。既に3週間前から、今日の大会に向けて演武する形を考えつつ、師範にもギリギリまで相談した結果、『最近習った一番新しい形で挑戦する!』と本人が宣言したばかりでした。実際昨日(2日)の練習でも同じ話を師範としており、また本日の朝や大会会場でも同形の練習を私としていました。
ところが実際試合が始まってから、携帯画面越しながら本人の口からでた形名が、それじゃない。確かに春頃に覚えていた形ですが、ここ数週間は練習をほとんどしていなかった形であり、昨日も今日も一度も演武(練習)をしていない形名でした。結果、2対1で敗戦。秋の大会シーズンの1発目が非常に後味の悪いものとなりました。勿論、アドリブを効かせたり、状況に応じて柔軟性のある対応自体は私は悪くないと思っています。しかし、こういった一発勝負のトーナメント戦においては非常に宜しくない。練習回数が少ない形で勝てるほど、どんな大会でも甘くはないですし、『1回戦に勝ったらこっちの形で演武して、2回戦目に勝てたら、あっちの形で演武しようかな』といった見事な甘い考えでの皮算用がなせる敗退でした。
親として辛いセリフですが、空手に限らず真剣勝負の場においては、直前に種目を変えて勝てるほど甘くはないし、君(上のお兄ちゃん)自身のレベルは高くない。君が1か月に30時間やっても、空手で全国大会へ出たいという子は100時間やっている。実際通っている道場での時間は1か月5時間もありません。あとはほとんど自宅で自主練のみです。そんな我が子と、いわゆるガチ勢が戦ったらどうなるか、、、、、、残念ながら答えは明白と言わざるを得ません。そして単純に勝ち負けだけの目的なら、わざわざ都内までレベルの高い大会へ出てくる必要はないと思っています。つまり、(あくまでもうちの場合ですが)勝ち負け以外のことも、大会を通じて学んでほしい考え方です。
直前に演武の種目を変えること。こういった(安易な)選択は今後二度としない(というより、良い結果に繋がるやり方とは思えない)ことを約束できただけでも、今日は収穫があったと思いたいです。
3 他の道場生の栄光を見て
さて、同じ道場生の朗報もありました。同じ道場生の低学年参加した2人が、見事1・2フィニッシュを決めることが出来ました!(総勢12名のトーナメントと少ない部類かもしれませんが、やはり1・2を同じ教室で達成できるのは、結構なかなかですね!?)。よって道場としてはタイトルも獲れたこともあり、来年の本大会にもつながる結果となりました。さて、次回の大会は9月24日です。今度は下の妹も参戦する形の大会です。こちらは基本型のみですが、この点はしっかりと練習して今日の負けを糧に活かしてほしいものです。
それでは今日のまとめです。
- 演武する形は、自信のある形で挑戦すること!逆にいえば、自信が出来るまでやり抜く!
- 勝ち負けが大事じゃないとは決して言わないけれど、それよりも更に大事なものがある!
- 同じ道場生の頑張りは、上下関係なく発破してくれるもの!有難い・・・
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