最近は空手以外の話題の記事が多くなりましたが、本日は久しぶり?に空手らしい話題となります。先週末の練習参加時において、申込みが済んでいなかった2大会、残りの大会10月と12月の大会へ申込みをしました。既に9月の2大会については過去の記事で触れましたので、今回は10月の大会にスポットを当てた内容となります。
1 参加する10月の大会の趣旨について
ズバリ、この大会は通っている流派内だけの試合であり、かつ形のみ大会となります。さらにさらに関東エリアとか都道府県単位といった大規模な大会ではなく、近隣の自治体に道場を構えている師範の先生方にて独自に開催されるものになります。総勢200人にも満たないコンパクトな戦いといったところです。この大会のもともとの目的が「形の苦手を克服する」とか「まだ公式の大会に参加したことの無い生徒に対して親しみを持ってもらう」という所謂『駆け出し的な子供達の為の大会』です。もちろんガチ勢からすれば物足りないかもしれませんが、そこは子供同士の世界。帯色にとらわれることなく、伸び伸びの演じて欲しいものです。
こんな感じの大会会場です。
2 ある程度の形レベルとクラス分けがあります。
とはいえ、いきなり白帯から参加しますと、同学年だからという理由だけで緑帯や茶帯といきなり戦うわけです。そうなると白帯の子は、逆に楽しくなくなるかもしれません。また同じ色帯だからといって試合をさせると、小学6年生が2年生に負ける事もあり得るので、これもまたNGというわけで。。多くの大会ですと、公式大会の場合は2学年ごとに区切って行われるケースが大半なのではないでしょうか?(1、2年で一括り、3、4年で一つ、5、6年生は同じトーナメント的な分け方です)。ただし、この大会はより近い級同士での対戦を考えており、上級者ならば上級者同士でトーナメントブロックを作成し、中級も中級同士でといった流れです。ある程度学年はプラスマイナス1歳程度で済みますので、やり方としては全然ありだと思っています。また演武出来る形も級ごとに縛りをかけており、上のお兄ちゃんもまだ四級なので基本形しか出せません。理由は同じ形での評価が基本だからです。実際、上のお兄ちゃんはシソーチン(黒帯級)も出来ますが、だからといって対戦相手の子供が同じ難易度の形が出来るとは限りません。そうなると大会の趣旨から離れてしまう事もあり、この『級ごとの形縛り』は良い試みだとつくづく考えられたやり方だなと感心仕切りでした(ちなみに、そうなるとシソーチンをこの大会ので使えるのは6年生か最悪機会ゼロっていう)
3 この大会を通じて親として学んでほしいこと
さて、実際に昨年この大会に上のお兄ちゃんは出場し、見事優勝をしました!賞状の変わりにささやかな金メダルが貰えます!しかしながら、、、、、2回戦を勝てば優勝!という非常にシンプルなトーナメントでした。よって同学年で優勝者が4、5人も発生するという結果に。ただ、1回戦負けの子供でも何かしらの参加賞がありますし、準優勝の子供も銀メダルが貰えるので、誰一人として手ぶらで帰る子はいません。物足りない子は物足りないかもしれませんが、そういった子は別の大きな大会で発散すればいい。大事なことは「形って楽しいな」「もうちょっと上手くなりたいッ!」という子供のハートに導火線をつけることですから!
また、何気に普段ほかの道場との試合や交流もコロナ禍もあり少なくなっていたこともあり、若干道場同士の戦い的な面も一部あります。いつもなら同じ教室で競い合っている友達でありライバルですが、こういった大会で同じ道場として応援しあえる仲というのは親としてもホッコリするのは私だけでしょうかね??また師範同士でも、やはり自分の教え子に勝ってほしいという気持ちもあるはずで、何気に審判は対戦中の道場生と関係の無い道場の師範が選ばれているような気がします。つまり、それら全てをのりこえて優勝できるというのもまた実力なかもしれません。昨年よりはトーナメントのブロックが減らされる(つまりより公式大会的な試合数)可能性もありますが、来年から参戦する下の妹のことを考えると、そこはいじらなくてもいいですよーと言いたい親心でした。。
それでは今日のまとめです。
【空手や習い事でお子さんのAO推薦入試を検討しているなら!?】
- 本大会は、形への意識を高めるためのイベント的な要素アリ。でもそれで充分!
- 子供たち自身が楽しめるような級(クラス)分けは必須!(大会趣旨を理解した上で)
- 大会があること自体に幸せを感じてほしい。また道場生は学校とは違う連帯感がOK!
【空手や習い事でお子さんのAO推薦入試を検討しているなら!?】
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