閑話休題シリーズ ~空手漫画について②

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wordpress_seotran11 閑話休題 ~ 空手以外の話題です~
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 昨日、空手漫画の記事を書かせていただきましたが、そもそも『空手バカ一代」って何?的な年齢の方がいる可能性を一晩経ってようやく気がつきました(=_=)。。。また作品時期が古いこともあり、故に書店やBOOKOFFでも見かける事が少ない現実もありました。そこで今日は、閑話休題ネタとしてこの漫画について少し触れさせていただきます!(ネタバレしない程度に、、、)


マンガを読みながら寝転がってお菓子を食べている男の子のイラスト

 言わずとしれた近代実戦空手の創始者たる先生の半生を綴った漫画です。国内だけでなく世界中の格闘家、更には獣とすら戦うシーンすらあります。初めてこの漫画を目にしたのは、もう25年以上も前ですが、子供心に本当に衝撃を受けたものです。物語の始まりは戦後間もない日本。敗戦国としてアメリカ兵に蹂躙される描写は辛いものですが、それは偽りのないこの日本の現実であり史実でもある。今の令和の子供達からは想像すら出来ない世界かもしれませんが、こういった状況でも人々は毎日を逞しく生きており、そんななかで主人公の空手物語が始まる訳です。
   引用元:Wikipedeia ~空手バカ一代~

2 私がこの漫画を通じて学んだこと

 今の漫画風にいえば、いわゆる主人公が『闇墜ち』する部分もあります。現代の漫画であれば、ヒーローやヒロインとか、或いはヒーローチームが悪に走るパターンも珍しくありませんが、当時は珍しいケースだったと思います。しかしながら、終戦後の日本においても闇市が何故栄えて市民から支持されていたかを考えれば、何事もキレイ事や正論・正義だけでは社会は成り立たないという現実も垣間見ることできるのではないでしょうか。(私は大人になってからそのあたりに気がつけましたが、、、)。何より、私の地元の鹿児島の知覧町にはかつての特攻基地があり、今も特攻記念会館が当時の激動の時代の真実を伝えてくれています。『何故空手漫画の記事なのに、戦争とか特攻の話題に?』と不思議な方もいるでしょうが、やはり生と死を若いうちに強く感受した人間は、本当に強いと思います。

3 子供たちにこの漫画の意図をどう伝えるか

 私がこの漫画を子供達に見て欲しい理由は、『時代に合わせて空手も変化或いは進化していること』や『どんな時代にあっても人としての強さをもっと欲しい(むしろ必要)』という2点です。もし主人公が圧倒的に強くて勧善懲悪的な内容であったり、反対に強さにイマイチ欠けていればさして子供達にもゴリ推しはしなかったでしょう。しかも、もうこの手の漫画は今も時代ではもう誰も書けないでしょうし、主人公すら現れないと断言できます。そういった稀有な作品に触れさせる事で、子供達が何かしら人生のヒントを掴んでもらえれば親として嬉しいことはありません。

それでは今日のまとめです。

  • 空手バカ一代とは、戦後間もない日本で産声を上げた近代実戦空手の創始者の物語!
  • この漫画は単に空手の凄さや強さを謳うものにあらず。また敗戦時の日本を教えてくれる
  • 空手も人間も、進歩・進化を続けられる可能性があることを教えてくれた作品

 この作品中にある全ての闘いについて、もっともっとお伝えしたい部分もあります。。。しかしネタバレにつながるおそれもあり、それは皆さんの楽しみを減らしてしまう可能性がありますので、ココは我慢します(=o=;)!

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