さて、今日は瓦割を見て思うことについてまとめてみました。もちろん有名動画サイトにおいて「何枚割れた!」的な動画を何度もみましたが、そこは子供たちの空手教室。。。。沢山割ることが目的というより、別な着眼点をもつことも大事かなと思い、私見でありますが、まとめてみました。
1 通っている道場における瓦割の目的
あくまでもウチの子たちが通っている道場における瓦割の趣旨ですが、ずばり「子供を飽きさせない」ことが目的みたいです。コレ、ガチ勢として週4回とか毎日練習に通っている道場からすれば、「なんでやねん。審査とか大会とか関係あるやろ!?」というツッコミがあるかもしません。が、ウチが通っている道場は「週1回で練習1時間」のみです。たぶん、通っている子供たちの大半は、いずれ審査や大会で瓦割の枚数が重要な判断材料になる(というより試合結果につながる)ことを知らないか、まだまだそこまで考える段階ではないのかなーなんて思います。でも、そこで、あえて言いたい。「瓦割をたくさん割ることよりも、先に学べることがあるのでは?」と。もちろん、より多くの枚数を割ることは気持ちいがいいでしょうし、子供たち自身が少しずつ割れる枚数が増えていくという結果を通じて、自信をつけることもあるでしょう。だから、この瓦割イベントも毎月1回だけというルールがあります。そもそもの練習時間が短いので、毎週や隔週やっている暇がないという実情もありますが(-_-;)💦、、、、
2 割るものは瓦?板?
昔はどこの道場でも本物の瓦を割って、力試しをしたのでしょうが、そこは令和。ちょうどサンプル的なイメージがありましたので添付してしまいます。繰り返し使用できて、しかも軽い。何より子供たちが本物の瓦よりも怪我をするリスクが少ないため、こういうった商品の開発者はまさしく慧眼だなーと思いました(繰り返し使用できる瓦で検索するとヒットするかも、です!)。「いーなぁー、、パンチで割ると気持ち良さそうやな。。。。いくらだろ?」と私がネットで見ると、、、、別の意味で財布にパンチが効いていました。子供たちよ、不甲斐ないオトンで許してくれ。。。 ちなみに、不定期に瓦を割るか、杉板を割るかは先生がランダムに決めています。あえて子供たちの的を絞らせないことで、なるべく割れる枚数を抑えるという作戦なのか、、、
3 怪我無く無理なく、育ってほしい
さて、上の記事で話したとおり、大きくなっても空手を続けているのであれば、いずれ瓦割の意味合いを知ることとなりますが、今は小学低学年。それが主眼ではないということをお話しました。実際に瓦割や板割を通じて、①「しっかり正しく、拳を握っているか=変な握りだと怪我したり相手にも傷を負わせる」、②「拳突きの力の伝え方=パワー、スピード、角度、重心といった要素を学ぶ」という2点ではないでしょうか。②はテクニカルな話なので割愛しますが、やはり親としては①についてしっかり学んでほしいというのが本音です。しかも上のお兄ちゃんは腕の力だけは強いので「変な握り方でパンチをすると逆に拳を痛めるよ」と先生から指摘をされました。実際同じ道場で、瓦割で指の骨折をした子もいたみたいです。「まさか瓦割で骨折?」という親御さん、大人と違い子供たちの骨はまだまだ柔らかい(みたいです)。ゆえに、たかが瓦割ではありません。もし道場で瓦割での機会があれば、必ず練習後に指や手首、肘の異常がないか、本人へ聞いてあげてください。
それでは今日のまとめです。
- 瓦割の目的は、道場や師範においてそれぞれである。
- 最近は本物の瓦よりも、プラスチックの練習用の瓦もある。が、高い。。。
- 怪我無く楽しくやるために、練習後は子供たちへ必ずヒアリング!
ちなみに、今年7月現在でお兄ちゃんは小学三年生で10枚まで割れました。。。これ、
小学6年生になったらオトン(腹パン食らったら)負けるんちゃうかな。。。
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