続・組手大会における反則ハイキックについて

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からてのしあい
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 昨日久しぶりに更新した当ブログですが、予想以上に1,2日間でネットでも話題になっているようです。そのせいか、更に新たな追加情報や大きな話題になっています。普段はこのような続報的な記事はやっていませんが、話題が話題だけに私自身の気になっていました。前回のアップから24時間しか経過していませんが、以下とりまとめてみました。


審査風景

  一昨日の段階において、私が把握していた情報として、加害者側の空手教室(団体)が、被害者側の空手選手に対して、3年間の出場停止処分を求めていたようです。つまり反則した側が被害者を貶めるといったトンデモない主張をしつつ、更に被害者側の空手団体を本大会主催の参加団体から除名すら求めていたとのこと。。。
『盗人猛々しい』とは本当にこういうことを言うのかもしれません。百歩譲って、反則した以上に加害者側が被害者側からやり返されたのであれば、そういう主張もありうるのかもしれません。ただ、今回は加害者側の選手が保護者から怒鳴られたことを理由として、上記のような主張を行っていたとのこと、、、、本当にその場にいた被害者側の関係者であれば、激高するような気持ちです。
 さて、結果的にこの除名処分を求めた空手団体はどうなったのか?結論として、
① 当該県の空手団体のトップは、更に上部の上部組織から除名処分を受けた
② 問題となっている加害者側の道場の代表者は、無期限の大会出場辞退を申し出
 既にネットに沢山の情報が出回っていますが、やはり事の重大性を認識した上部組織が、今回の大会運営とその団体について、然るべき措置をしたということでしょうか。

2 全く解決した気がしない事実

 さて、世間一般の方々であれば『いや~、良かった良かった。やっぱり被害者が泣き寝入りするのはオカシイ』『上部組織は腐ってなかったな』というコメントで一件落着かもしれませんし、私も子供が空手を習っていなかったら、そういうスタンスで落ち着いていたことでしょう。しかしこの問題、上記の内容を以てしても全く解決できていない問題があることを、空手を習わせている親御さんならばわかると思います。シンプルに挙げれば、次の3つのとおりです。
① そもそも武道の大会である以上、医者不在や救護体制が無いのはおかしい
 ⇒ 続報において私も本日知り得た情報ですが、実はこの大会に医者や救護関係といった体制は無かったとのこと。これ、どう考えてもおかしいですよね。救急車を呼んだのも、結局被害者側の関係者であり、大会側や加害者側は一切ノータッチ。大会側の主張では『救護活動を実施』とありますが、その主体的な立場を担ったのが被害者側のみだとすると、そもそも救護の重要性すら認識していなかったということです。大の大人ですら骨折や内臓に損傷を負うような武道の大会で、未成熟な子供が出場するにもかかわらず、この有様。
② 審判のレベルは、試合結果に直結し、また子供の空手人生を左右する
 ⇒ 今に始まったことではありませんが、やはり審判団のレベルはある程度に達した方でなければ無理なような気がします。今回の問題動画でも、主審が中途半端な『止め」であったり、反則行為直後にも毅然とした態度を副審も含めて出していない。加害者側のヤクザ道場、いや反社的なセコンド、いや無防備の相手に「いけーっ!」とけしかける道場側に対しては、20代か30代の堅気のボランティア青年審判では、やはり尻込みしてしまうもの。更に問題は、被害者側の子供がうずくまって立てない状態を放置しての延々の協議・・・・・・非常に言いにくいのですが、こんなレベルや危機感の無い審判は、今後二度と審判をしないでもらいたい。と思いつつ、きっと全国津々浦々の地方の空手大会って、そういうレベルだと思います。
③ 無防備の相手に攻撃が出来る子供を育ててしまう親と師範
 ⇒ 極めて重大なことですが、加害者側の選手が自分達のセコンドから「行けーッ!」と言われて、問答無用に相手の後頭部を後ろから全力で蹴っている事実。これ、まともな親ならば、絶対許してはならない行為だと思います。確かに試合中にアドレナリンが出たり、緊張しすぎて周りの声が聞こえないこともあるでしょう。しかし、この選手は「聞こえているからこそ、『止め』の合図があったにも関わらず、セコンドの声に反応して無防備の相手の頭部を後方から狙いうち」しています。
 ハッキリ言って、あの動画でも明確な選手自身の『攻撃の意志」が誰が見ても明らかです。まともな親ならば、これは許さない。私が親ならば、その場で空手はやめさせていると思う。一説によれば、この選手の親か近い師範がセコンドだったとのこと。。。やはり師範や親で、ここまで人の道なのか武の道から外れてしまうのか、本当に空手を習う環境あるいは師範というものの存在が重要か思い知った点でした。
道着

3 『正義は僕らの得意技』という言葉

 既に各種メディア(地上は除く)において、当該加害者側の師範や道場、空手協会団体名も晒されているため、あえてこのブログでは省きます。ただ、本当に驚いたこと・・・・。実はこの問題の動画を私が初めてみたのは11月8日(金)の夜でした。その時点では、この加害者側の道場や空手団体のホームページは意気揚々と多くの道場や道場生が掲載されており、各大会で多くの優勝・準優勝といった写真が多くありました。その中でトップページには「礼節が大事」「正義は僕らの得意技!」的なフレーズが並んでいましたが、、、どうも本日時点で「エラー404」の表示。
 つまりホームページ削除という完全な逃亡。またこの道場の代表(加害者側のセコンド)のインスタグラムも8日の段階で非公開に切り替わっていました。
 このブログの読者の方々、この道場や道場代表の一連の行為や対応について、どんな『正義』を感じることができますか?また自分の子供が通っている道場とその代表について、どれだけ知っていますか?私自身も、改めて考えさせられる事件であったことは間違いなく、今後の何か情報があれば展開していきます。
空手道着を着て正座している丸坊主の男の子

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