今日は珍しく、子供たちは学校から帰った後に少しだけ形の練習をしていたとの嫁からの言葉。実は3日間前の日曜日、先般紹介しました流派内の組手の試合がありました。さてさて、どんな結果でなったのか。。。。
1 上のお兄ちゃん、無難に。。。
まず、先日の記事のとおりですが、上のお兄ちゃんは4年生で、3つのブロックに分かれての対戦です。勿論、この各ブロックの優勝者が対戦して最終的な優勝者が・・・・・決まりません!!
大会の趣旨的に、No1を決めるものではなく、あくまでも『底上げ』的な意味合いが強いため、3ブロックの優勝者がそれぞれメダルをもらいます。で、2位は銀で3位も銅メダル(勿論可愛いメッキですよ!!?)をもらえることから、子供達も俄然やる気が出るものです。普段の大会だと、本当に一部の上位者しか(当然ですが)、何かしらの”成果”は手に入りません。勿論それを求めてひたすら努力することも間違いではありませんが、朝・昼・晩や平日・土日に空手に時間と手間をかけられるご家庭ばかりではなく、無論我が家も週1回以上、空手の時間を増やすつもりは、、、ありません!
そして、大部分の御家庭がそういったスタンスだと思います。一部の空手ガチ勢の御家庭ならば、どうぞ優勝トロフィーを目指して頑張ってください!と言いたい。でも、我が家のように空手以外でも習い事や勉強、宿題、子供のやりたい趣味などなど。。。。子供を空手に縛り付けるつもりも一切ないので。。
たとえ2回や3回しか戦わず手に入れたメダルでも、それは子供達にとっては貴重な成功体験だと思います。逆に、負けたお子さんにしても、勇気を出して大会に出たその気持ちや挑戦したスタンスを親としては認めてあげたく、誇りに思いたいのは私だけでしょうか?
2 兄妹のタイプはやっぱり違う
で、上のお兄ちゃんは某ブロックで勝利のもと終始にこやかでしたが、対極的な妹。。。。
結論、小学生低学年の部で2名しかいない組手のブロックで、1回戦負けでした。つまり初戦兼決勝戦という状況下で、見事に3対0の完敗をやらかしました。正直、上の記事のとおりで試合に出たことを褒めてあげたい、勝ち負け以上に大事なことがあるからです。とはいいつつも、これまた内容が、、、、本当にアレでした。攻撃の体をなしてないこと、蹴り方・突き方がお遊戯になっていること。。年明けの形の大会で惜敗した悔しさから、ここ数か月は形に専念したとはいえ、さすがにひどすぎる内容に、私の顔はアシュラマンの怒りモードでした。
本人的にも、やはり3対0という惨敗に悔しかったのか、試合後終始不機嫌でしたが、それに対しても、心・技・体の未熟さとして、帰りの車の中で説教が始まったことは言うまでもありません。
3 ついつい余計な一言が出る私・・・・
さて、大会当日の朝は大雨に見舞われて、会場周辺の道路が渋滞したり、コインパーキングが取り合いになる始末もありながら、無事予定通りの時間で大会は進行していきました。やはり幼年から高校生までが出る試合ですので、それを見守る親御さんたちの人数や熱気もまた想像以上でした。
ただ、想定外であったのが、子供の怪我の数です。やはり空手とはいえ、武道あるいは体をぶつけるスポーツですので、無傷とはいきませんが、おおむね15~20人に一人の割合で試合中に泣き始めた子、当たり所がわるかったのか、着地の際に足を捻ったのか、試合中にうずくまる子。。。
結果的に小学2~小学4年生の計60人余名で、4人の怪我人が出てしまいました。
相手の攻撃の当たり所が悪いこともありますが、気になることとして、『開会式の際に、準備運動が無かったこと』でした。通常の練習であれば、当然準備運動・柔軟運動からスタートするに決まっています。また大きな大会であれば、ある程度道場内で自主練や円陣くんで準備運動など先輩が誘導する流れがあるでしょう。しかし、今大会にはそういった体を事前に動かす時間や機会が一切ありませんでしたので、そういったことも関係しているのでは?と思った次第です。
更に、大会ルールに合致していない防具をつけて出場し、そのNG防具の装着したことを組手開始直後に審判が気づくということも。。。。。いやいや、コレは子供は可哀そうすぎるでしょ!?
小さかろうが、大きかろうが、子供たちは真剣に、一生懸命に試合に取り組んでいるので、ルール外の防具を子供に渡して送り出しちゃダメじゃない?親御さんは?道場の先生は?もっというと、試合前に子供達を集合・並ばせて防具類を確認することくらい、大会事務局の方々(黒帯ボランティア)も出来たのでは??
試合が一旦開始されたにもかかわらず、当然ストップとなり、会場内で防具の融通をきかないか、また代替の防具を通っている道場内のお子さん同士で融通できないか、、、、この静止した3分間は、子供にとっても不安な時間だったでしょうし、また傍で見ている私たち保護者においても「大人がなにやってんのよ」という雰囲気。
大会後ではありますが、事務局の幹部になっている我らが道場の師範にはついつい、この2点を来年の改善点として提言してしまいました。こういう余計な一言が煩がられるんだろうなぁ、、と思いつつ、足首の怪我で半年間悔しい思いをした上のお兄ちゃんのこともあり、たとえ他所のお子さんでも痛がる姿は、こちらも心が痛くなるものです。
あ、勿論、うちの兄妹が通っている道場では、誰一人して怪我人もなく、またそういった防具類で違反した出場者もなく、さらに各学年で相応の結果を出していることは、言うまでもありません(というより、妹一人以外は、みな1勝以上している有様・・・)
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