最近の空白(2か月間)について

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海辺で練習している空手少女 からてのしあい
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 昨日の記事において、この2か月間の空手の大会結果について触れましたが、そもそもこの2か月間、何故にブログをサボっていたのか。。。。私事ではありますが、ちょっとこの話題に触れさせていただきます。

空手の道着をきている白い猫の空手の構えのイラスト

 前々回の記事更新が5月2日。まさしくゴールデンウイーク中の更新が最後でしたが、仕事上の諸々でメンタルを病んでおりました。過去のブログにおいて空港関連の業務に携わっていることをお伝えしましたが、年明けでニュースでもあったとおり、正月早々の某国内空港で航空機が大破・炎上するという大事故が発生しました。そしてその某空港が私の職場でもあります。当時の事故の大きさ・仕事に対する影響は計り知れないものがありましたことは容易に想像がつくかと思います。終わらないイレギュラー対応、アチラコチラからの絶え間ない照会・問い合わせ、またほぼ24時間・365日営業という便利な反面、それを支えているスタッフ・関係職員は心身は全くといっても考慮されないこと。いわゆる『やりがい搾取』といわずとも、365日・24時間営業が当たり前であり、個人の私生活や健康の犠牲は当たり前(やむを得ない)という会社、あるいは社会の在り方に疑問を感じたことが原因でした。
 例えば、このブログをご覧になられている方は、航空管制官の仕事についてどれだけご存じでしょうか?日本の空の玄関を預かる最大空港において、地上数十メートルという管制塔において、常時緊張と集中力を求められ、1・2秒の誤認や誤解が、数十人・数百人の命を一瞬で奪ってしまう。かつ、給料は公務員として月給としても年功序列であり、低く抑えられる。。。。あげく、空港施設内の重要な機器・施設も、予算や発注に縛りや限界があり、機械・機器類のフォローを逆にマンパワーでこなせなければならない。。。それも明確な期限がなく、予算次第という状況下において、です。
 私自身は管制官ではありませんが、同じ空港施設内にて日夜働く身として、あの管制塔を観ているだけで胸が痛い。また種類や程度の違いはあれど、自分の力だけではどうしようもない現実を毎日突き付けられていました。
 ↓↓ 今朝の某空港の管制塔。本当に日々この過酷な環境でのお仕事、お疲れ様です。。
羽田空港の朝の風景

2 社内での異動希望の打診、そして結果は--

  前段が長くなりましたが、来月から勤務先の人事異動により地元の県内営業所へ転属となりました。今までは自宅から職場まで実に『2時間半』から、『1時間半』となります。つまり往復で1日5時間の全通勤時間が3時間となり、大幅な短縮となりました。
 コレ、東京や関東圏内でお勤めの方ならなんとなくお察しかもしれませんが、あくまでも『電車にまとまもに動いてくれれば』という前提です。悲しいことに、朝はラッシュや連休前後にあわせて人身事故や車両・信号トラブルなどなどのオンパレード。。一度ダイヤが乱れると、軽く10,15分くらい遅延となりますので、更に上記の通勤時間に上乗せというかプラスαが加算される訳で。。
 また途中で腹痛が来ようものなら、トイレ休憩の挟んでコレまた15や20分のタイムロスなど、、、
 仕事もタフ、通勤時間もタフ、、、、百歩譲って、年収1000万円オーバーとかであれば気力も維持できたかもしれませんが、サラリーマンの同年代の平均年収帯でしかありません。
 もう40代半ばの私には心身ともに限界でした。

↓↓ そして10時間後の写真。夕方に帰宅・あるいは退勤する人生がどれほど貴重かわかります?
夜の羽田空港

3 残りの会社員人生を考えて

 場所は変われど、仕事や会社自体が変わった訳ではありませんので、相変わらず日々の業務がタフであることは変わりません。ただ、少なくとも人生の時間を1日二時間分を取り戻せたことは、きっと有限である人生の時間において、大きな前進と考えています。
 実は今回の人事異動も、約4ヶ月前から上司に相談していました。日々の通勤や早朝・夜間の変則シフト勤務による身体の疲労、それによる家族への負担、1週間に週末の2日間しか子供達と会話ができない(平日は朝早く・夜遅いため私が不在😢)など、このまま今の職場で頑張っても、近いうちに必ず何かが限界をきそうな事態を正直に上司に吐露していました。
 ただ、勿論スムーズに進んだ訳ではありません。上司との複数の面談、人事関係の方からのヒアリングを経由して今に至ります。特に、『今後の君の社内評価には良くない(短期異動は問題アリの人物というマイナス査定対象の為)けど、本当にそれ(自宅に近い職場への希望)でいいの?後悔しない?』という質問(という投げかけ)も、何度も忠告されていました。。。

 ただ、やっぱり、もう若くない。

  あと15年経てば60歳。まともに身体が動くのも、もって4,5年程度でしょう。年収については今のところ下がることはないので、嫁様にもご協力いただきたいと頭を下げてつつあるこの頃。。
きっと、現場第一線の会社員としても、また父親としての時間も、そうそう残されていないという直感みたいなものかもしれません。子供達もあと10年も満たないうちに、自分たちの世界や同年代の子たちと時間を過ごしていくことでしょう。
 今このブログをご覧になられている親御さんにおいても、どうか子供達との貴重な時間を、幸せな時間になるように、お祈りしております!

              【人生の残り時間をどう過ごす??】

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