県選抜大会の感想について

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腕を組む金髪の空手の女の子 からてのしあい
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 さて、GW期間中の前半、無事に県大会予選(今夏の全国少年少女空手大会の選抜)が終りました。結果についてはある程度予想はついていましたが、さすがに初参加の大会とあって、実は親である私の方が緊張していたり、、、、その所感を今回はまとめてみました。


空手の組手をしている黒帯男性二人のイラスト

  さて、そもそも論で「全少大会の出場権ってどうなっているの?」「どうすれば参加できるの?」的な疑問を持たれている方も多いと思います。私自身、今回上のお兄ちゃんがこの大会に呼ばれない限り、まるっきりベールに包まれていたので。。。結論から言うと、『日頃の大会で良い結果を出す』ということが尽きると思います。以前のブログでお伝えしましたが、上のお兄ちゃんが昨年秋、冬、そして今年の1月に隣県での大会で優勝したことで、所謂参加目安に達したと思われます。その後、連盟から通っている道場を通じて、今回は師範から個別に大会のお知らせと参加について照会がありました。逆にいえば、どんなに練習をしても、どんなに大会に出場を重ねても、そういった大きな大会から呼ばれることは無いということです。実際、上のお兄ちゃんも小学1、2、3年生の前半までいろんな大会に出場しましたが、日の目を見ることなく(いわゆる1回戦ボーイか2回戦ボーイ)、今に至ります。
 故に、正直なところ、このような選抜大会に出られること自体が、親としても、道場としてもイレギュラーなパターンだと思いつつ、改めて継続というか諦めなかったお兄ちゃんを褒めたいのが本音です。何度も言ってしまいますが、ウチの子が通っている道場は、週1回の練習で、時間も50分間のみです。他の大道場さんや由緒ある歴史の長い道場さんと違い、開場して5年程度です。そういった小さく若い道場で始めたウチの子は、勿論「空手が一番!空手が大好きだからもっとやりたい!空手の選手になるぞ!」的な発想は、毛頭ありません。その点は他の出場者の子供達と一線を画しているる一方、決して空手を第一に考えているお子さんやご家族を茶化している訳でもありません。ただ、空手をやっている子供達のすべてがオリンピック(もう種目にはならないでしょうが)やあらゆる大会での優勝を目指している訳ではないことも事実だと思います。空手を習う目的は人それぞれであり、「勝つことが全て正義!」という価値観やスタンスは、どちらかというと、本人以上に道場や師範の思考に依るものかもしれませんが・・・

案内看板

2 お兄ちゃんの試合内容と結果

 で、実際の試合結果はというと、見事に予選ラウンドにて敗退しました!上のお兄ちゃん本人には言いにくいのですが、逆に気持ちの良いくらいの負け方でした。さすが、空手に全てを賭けている日々を送っている子供達を間近で、しかも沢山自分の目で見ることが出来たことは、子供本人にとっても、親としても大きな収穫でした。今まではPCのyoutubeチャンネルで全少大会の形の動画を繰り返し再生をしながら練習あるいは吸収できるようなレベルが、目のまえに教材としているのですから、極上の経験吸収タイムです。当然、試合後は相変わらずのイジケモードのお兄ちゃんでしたが、そこはやはり親のケジメとして、「負けて泣くのは良い。しかし、泣けるだけの練習を自分なりに今日までしてきたのか、考えるべし!」と言い放ちました。逆説的に、空手以外にも、これから沢山学ぶべきこと・やるべきことがあります。そう、今日の試合に負けて落ち込む暇など無いくらい勉強や試験のフルコースを準備したりして、敢えて負けたショックを引きずらないようにという我が家なりのショック療法です。明日以降は平常どおりの英語(英検)、中国語(HSK)、アラビア語レッスン、算数検定、漢字検定、全国統一小学生テスト然り、、、、「習い事」の一つにしか過ぎない空手にかける時間や熱量は、根本的に空手ガチ勢のお子さんやご家庭とは全く異なります。全国大会へ出場して、そこで活躍することは並大抵の努力ではないでしょうし、本当に頭が下がります。ただ、空手にかける時間や熱量は、それぞれの御家庭・本人の意思であり、強制されるものは無いの事実だと思います。正直、空手は我が家にとっても、子供達自身にとっても、優先順位は高くない。だからといって、決して手抜きというか、いい加減に空手をするということでもありません。週に1回、1時間にも満たない練習と道場に通っていても、こうやって県代表を目指す空手ガチ勢のお子さんと戦える機会がいただけたことは本当に感謝でした。

大会風景

3 意外な発見もありました

 実は上のお兄ちゃんが予選ラウンドで敗退後、そのままの流れで決勝戦まで観戦しました。基本型の演舞は予選ラウンド(第一・第二と全2回)までであり、決勝ラウンド(こちらも準決勝・決勝と2回)からは指定形も演武可能なのですが、ここであることに気がつきました。。。
『あれ、決勝ラウンドで指定形をやっている子たちの演舞ってそこまで、、、アレじゃない??』という点。断っておきますが、私も上のお兄ちゃんも、全少大会の全国大気の動画を暇さえあれば見えていた時期がありました(特に夏休みとか)。10回、20回どころか、多分上のお兄ちゃんは100回以上は軽く見ていますし、更に空手で有名なyoutubeチャンネルの形動画も、100回、200回以上は繰り返しみて練習しています。ゆえに、同じ流派のセーパイなどは眼が肥えると同時に、基本型よりもはるかに多く練習していたり・・・・。上のお兄ちゃん本人の口からも『もしかして、そんなに自分の演舞と大差ないんじゃないかなー。同じレベルだと思うな。』とのこと。同時に、応援に来てくださった師範からも『全く別次元のレベルではないよね。これからもしっかり練習して、もっと上手になろうね!』と温かいお言葉をいただきました。これ、上のお兄ちゃんの性格上、難しい形をしたがりなので、今はクルルンファを覚え始めています(この選抜大会でも使わないよー!と言ったのに、、、)。普通の空手ガチ勢の子なら、「この全少大会予選に少しでも勝って、上を目指すぞ!」となるのでしょうが、ウチの子はやっぱり格好いい、自分が好きな形を練習したいそうなで。。。実際、大きな大会に出場して、優秀な成績を収めて、これからも空手をやり続ける、あるいは続けさせようと『親が』思うのであれば、サッサと大道場や有名な由緒ある道場へ大金を払って解決なのでしょうが、私も嫁も全くそんな気持ちが無くて、むしろ子供達に申し訳ないくらいです。
 しかし、今日の敗戦と同時に、また新たな空手の世界が広がったことも事実です。親としては子供の努力に感謝しつつ、逆に負けていられないなとプレッシャーを感じています。(どんどんオトンを超えて欲しいという親の欲目ですね!)

 今日は長くなりましたが、次回はGW後半の別の大会について語ります!

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