前回の記事では、形用道着の購入に至った経緯などを記事にまとめておりました。今回は、実際形用道着の使い方ってどうなの?という疑問に思われた方に対して、初心者目線且つ、私の独断と偏見で書き綴りたいと思います。反対に既にご購入済の方(親御さん)から反論意見もあるかと思いますが、そこは素人のオジサンのいうことなのでご容赦ください。。。
↑↑洗濯後の状況・・・シワってます
最初の前提として申し上げたいのは、組手兼形用道着と違って、作成(発明?)された背景が全く異なるという点です。つまり目的と用途が異なる道具を使うと、あまり良い結果にならないということは想像がつくのではないでしょうか?何となくのイメージですが、陸上競技でいうと、短距離走ならばスパイクシューズを使用しますが、このスパイクピンは長いタイプを使用すると思います。反対に長距離ならば、スパイクピンは短いかあるいはピン自体を使用しないケースもあるはずです。単純に「相手より早く走る」という最終ゴールは共通ですが、ルートというか種目が違えば、自ずと必要となる道具も変わってくるはずです。
今回購入を決めた理由にあげましたが、上のお兄ちゃん(の形レベル)が、形用道着の様々なプレッシャーに負けないところまで上がってきたことが理由です。これからも道着に、そして自分に負けないように精進してほしいという”塩的”な意味も含めてのプレゼントでした。
洗濯時は要注意!これだけは気を付けてほしい!
さて、自宅に配達されたのが8日の金曜日午後。私は仕事で毎晩遅いので、現物を帰宅後初めてみましたが、最初に頭によぎったのは『コレ、、、、洗濯、結構キッツイな。。』ということ。
先ず、形用道着は、組手や両方兼用の道着よりもサイズが大きいです。演舞中により体を大きく見せて「映える」ことが求められるからでしょうか。ただですら小学3年生にしては体格の良い上のお兄ちゃんですが、更に大きく見えることは間違いないでしょう。
そして、何より『硬い!』のです。生地的な理由もありますが、如何せん『硬い!』。そのまま洗濯機に入れても、まず洗えない(鬼のような皺ができそうな)ので、最初は洗濯ネットで上下別々に入れてサクっと洗濯しました。また自宅の洗濯機には乾燥機もついているのですが、当然通常のハンガー干しです。万が一乾燥機能など使ったら、皺が逆に取れにくくなる可能性があるほか、他の衣類やタオルなどの毛玉類などが付着するため、これもNG。本当に気をつかう御道着様です。
整理しますが、
① 他の洗濯物と一緒に洗わないこと!(色移りが発生する可能性大!)
② 洗濯機に入れる際は、必ず洗濯ネットを使用(ネットの内側に毛玉やホコリが無いか事前確認)
③ 洗濯ネットは上下別に入れる。なお、畳んでもそれなりのサイズになるので、大きめネット要
④ 下手な洗剤(柔軟剤とか漂白剤といった余計な類)は使用しないこと。
アイロンがけという名の、最後の戦いが待っている!
さて、洗濯が完了し無事にベランダや室内でハンガー干しが終って安心したそこのアナタ!
それ、甘いですよ!最後の聖戦、「アイロンがけ」が待っています。なお、アイロン台は大きければ大きいほど良いです。また相手が相手なので、普通の家庭用アイロンでも結構ですが、スチーム付きが便利です。霧吹きもOkですが、如何せん分厚い生地だけに、水分の吸収も半端ないです。しかも洗濯の影響による「皺付き」もしっかり道着全体に及んでいますので。。。
つまり、「大きいサイズ」で「硬い生地・素材」で、「相応の皺が道着全体に万遍なく発生」している状況の道着を、一つ一つ丁寧にしわ取りをするわけですね。。それも生地が厚いので、表をプレスしたら裏もプレスというダブルプレスです。。。さらにサイズも大きいので、アイロン台もなるべく大きい方がプレスがしやすいということも重要です。
更に、形用道着だと余計アイロンプレスの上手・下手がわかることもあります。『神は細部に宿る』という言葉どおり、「端っこくらい・・・この程度でいいよね?」とか「足首とかそんなに見えないからプレスしなくても・・」と思ったが最後です。勿論クリーニング店へ持ち込める方は結構ですが、空手道着は特殊要素が大きいので、疑問に思われた方は、お近くのクリーニング店へ事前に訊いて見るのも良いでしょう。(少なくとも私は、普段の道着のプレスの3倍となる30分~40分は格闘していました!)
そういった手間を手間と思うことなく、お子さんとの思い出作りであったり、子供へのエールだと思われる親御さん!一度ご検討されてみてくださいね!
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