あからさま?な現状に驚いた日でした。。

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青空の下の空手少女 閑話休題 ~ 空手以外の話題です~
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 先週末の週末において、来月上旬に開催予定の地元自治体による空手大会の詳細が発表されました。具体的にいえば、トーナメント表や大会プログラムなのですが、この内容に驚愕の事実を目にしてしまい、早速記事にする次第です。。

空手の構えをしている女の子のシルエット

 実は9月の隣町の空手大会においてトーナメント表を大会現地で師範から手交されたとき、私はついつい質問をしてしまったものです。『明らかに、小学3・4・5年生の参加人数が多くなっていません?』『むしろ、小学6年生以上、または小学2年生以下。特に小学1年生の参加人数が少なくのでは?』と。。。上のお兄ちゃんは小学3年生なので、9月は約80名弱の熾烈な形トーナメントであり、まさにこのピークあたりの学年です。対して小学1年生の下の妹は、逆に10名にも満たない程度の参加人数でした。一概に、大会参加人数=空手を習っている人数ではないのでしょうが、明らかにこの隔たりは異常ですよね?東京オリンピック競技として採用されたことも、全国の保護者の方々に習いごととして、空手という選択肢に入ったのも事実でしょうし、反動としてパリオリンピック以降は当面空手は競技種目にはならないので、習い事の優先順位として下がったのかもしれません(※ これはあくまでも私的な感想であり予想ですが)。
 むしろ、今の小学3~5年生の競技人口が歪であり、それ以外の人口が本来的な空手人口なのかもしれません。将来オリンピック選手を目指している子供達やご家庭はそれはそれでよいのでしょうが、純粋にただ空手を学びたい普通の子供からすれば、『なんでよりによって俺の学年の時に限って、こんなに競技人口が多いんだ!優勝できるチャンスがメッチャ下がっとるわ!』と愚痴りたくなるのもわかります。
 ちなみに、来月開催の地元空手大会の形の人数は明らかに露骨でした。。端的にいいますと、
小学1年生男子・形 ⇒ 参加人数  ・・・・・・  2人!(いきなり決勝やんけ!)
小学3年生男子・形 ⇒ 参加人数  ・・・・・・  24人!(上のお兄ちゃんの世代)
★ しかも同じ流派の全国大会で優勝した子が隣町の空手道場なので、昨年同様、今年も当然出場という。。。。つくづく勝てるチャンスに恵まれない上のお兄ちゃんの世代です。
 コレ、明らかにもう、、、、特定の学年に競技人口が集中していることが見て取れますよね。

2 下の妹の(予定試合)状況はというと?

 さて、案の定下の妹の世代(小学1年生・女子)ですが、以下のとおりです。
小学1年生女子・形      ・・・  6人!(3回勝てば、優勝!)
小学1年生・2年生女子・組手 ・・・ 4人!(2回勝てば優勝!てか1学年だと試合成立不可) 
なお、小学4年生女子・形も12人という2倍の状況から、いかに今年度でいう3~5年生のあたりに競技人口が集中しているか予想がつきます。下の妹は「やったー!とにかく1回勝てば、2位とか3位決定戦に出られる!」と喜びまくっています。なお、組手も厳密にいえば、武道組手・競技組手・防具付き組手の3種類があり、兄妹が出場するのは「防具付き組手」になりますので、細分化した結果といえるでしょう。しかし、それにしても、男女の差もさることながら、ここまで学年ごとに露骨に競技人口が透けて見えるスポーツもとい武道もなかなかないのではないでしょうか?

3 厳しい現実に向き会いつつ、子供の心を守るため

 今回の大会において、上のお兄ちゃんが一番気にしていたことは、『形の試合でA君(全国大会でNo1になった子)となるべく遅く当たりますように!』という点でした。コレ、事情を知らない親御さんからすると、「何を弱気な!」「戦う前から負ける気でどうする!!」というポジティブなフレーズで終わるのでしょうが、このブログを見られている親御さんならお分かりのとおり、空手ガチ勢で、しかも流派内の全国大会でNo1をとりつつ、更に全少大会で県代表として出場している子を相手に、普通の子が勝てると本気で思いますか??それもガチ勢同士ならイザ知らず、我が家は普通の一般家庭であり、週1回・1時間のペースでしか空手をしていない普通の子です。そんな我が子に対して、形でも勝てる!と発破かけるのは、、、、、私には出来ません!!むしろ嫁と緊急会議を先におこない、子供の敗戦後の(精神的な)骨をどう拾うか?にフォーカスします。普通に考えて、ガチ勢のお子さん(3・4歳?の頃から初めて、当然黒帯以上)と1回戦から戦うことは、高校野球でいうと「甲子園常連の強豪校」と「地元の普通の野球好きな子が集まった9人のチーム」が戦うくらいの差があると思います。
 これも9月の大会の記事でも書きましたが、あまりに同学年の子供達(の形のレベル)が高すぎて、試合にもう出てこない子も、通っている道場にも大勢います(出場しても異常なくらいうまい子が多いので勝てない ⇒ 試合が面白くない ⇒ 試合に出ない ⇒ 試合にも出ないから、もう空手辞めるという図式)。1年生から同じ道場に通っている数人の子も、今年から大会に出なくなりました。1・2年の頃は1回戦で負けても、『次の大会でも頑張ろう!』と周りも言いますよね?本人もそのつもりで努力しても、その次の試合でガチ勢ばかりと1回戦からあたり負ける。。。2年で僅かしか勝てない大会が続くと、子供の心だって、むしろ純粋故に折れるような気がします。なお、最近の空手大会に出なくなった子供たちの同級生も、そもそも別な習い事をしているので、そちらを軸にして頑張っていると、他のパパ友から聞きました。なかなか難しいものですが、そういったスイッチというか切り返しも、親の腕の見せ所?とつくづく思う次第です。

       【そろそろ空手の防具、新しく買い替えをするなら??】

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