来週の形の試合まであと6日間。粛々と、準備。

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左手から正拳突きを繰り出そうとしている小さな空手の男の子のイラスト 練習のぶろぐ
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  この先週から様々な国内・国際大会が実施されましたが、足元の大会も近づいています。本日の都内某所での組手の大会は見送りましたが、来週の週末には流派内かつ近隣道場内での形の大会があります。下の妹は年齢と帯制限(まだ参加する級に未達)があったため、参加できませんが上のお兄ちゃんは参戦します。そこで今日は来週の大会の要旨と現状を整理したいと思います。

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 コロナ禍において一度中断しておりましたが、毎年秋口に開催されている大会です。剛柔流内かつ、近隣の道場会派の中のみで戦う形のトーナメントですので、当然通っている道場内からも複数名参加します。大会の目的というか趣旨自体が、「ひたすら上級者を目指す」とか「上級の形を上手く演舞して競わせる」というものではなく、あくまでも形という競技のすそ野を広げようというのが目的で、シンプルに形の楽しさを知ってもらうというスタンスです。ガチ勢の形には物足りないのは十分承知ですが、そもそもガチ勢が同大会に出てこないので、普段から習い事の一つとして参加している子供たちでも、比較的レベルの近いもの同士で切磋琢磨できることもあり、私は嫌いではありません。よって、たとえ同学年であっても、白帯と茶帯が戦うことはなく、それぞれ所有級に合わせてトーナメントも分かれており、また演じる形も基本指定形に限定しています。これにより「上級形を覚えなくても出場できる大会なんだ」とか「今までやってきた形で試合に出られるんだ!やってみよう」という子供たちの意識づけができれば、大会の趣旨としては成功なのではないでしょうか。
 実際、一般の通常大会の場合ですと、先月の隣町の市町村レベルの大会ですら、昨年の大会覇者や今年の県代表とまさかの一回戦であたったりして、負けた子が自信喪失する ⇒ 形はやらない(やっても勝てないから) ⇒ 空手自体に興味がなくなる ⇒ という悲しい負の循環となるケースもあると思います。我が家と我が家の子供たちは空手に人生を全振りしているわけではないので、割り切りもできますが、小学生低学年にひたすら負け続けてもいいから試合に出ろ!なんて、なかなか親としても言えないのではないでしょうか。

2 昨年の大会結果と今年の意気込み

 ちなみに、過去の記事でも書きましたが、昨年の大会において、上のお兄ちゃんの試合区分は2トーナメントに分けられており、その時はとくだん所有級で分けられてはいませんでした(普通に小学●年生なら、A組とB組の2で割るみたいな)。今年は級ごとにある程度振り分けていることから、実力や経験値ごとに配慮したということでしょうか。だとすると、今年は上のお兄ちゃんも苦戦するかもしれません。2022年の大会は同じ年齢・学年だけでしたが、今年は小学4年・5年生とも戦うことも想定されます。組手の場合ですと、身長差や体格差もありますが形の場合では、それらは影響が少ないことから、むしろ4年・5年生相手にどこまで本人の形演舞が通用するのか、楽しみの一つであります(本人はブーブー言っていますが・・・)。また、演舞する方も撃砕第一・第二のみなので、全員が全て覚えている形である以上、あとは「形の使い手が勝敗を分ける」という非常にシンプルな図式です。昨年は3回勝てば優勝できましたが、今年は参加人数もまだオープンになっていないことから来週の週末が楽しみです(自分がやるわけではないので、親としてはリラックスしまくるという体たらくです・・・)

3 チャンスに勝ち切れるマインドを持ってほしい

 これから先もそうですが、空手の大会に出場できる機会やチャンスというのも、ある程度限られてくると考えています。小学6年生にもなれば、中学受験や習い事など他に優先せざるを得ないことも出てくるでしょう。実際、通っている道場においてもよほど好きな子供出ない限り、小学6年生で続けている子自体が少数派です(そもそもガチ勢のための道場ではないので)。早ければ小学5年生の春から空手を辞める子(辞めさせられる?)もいますので、そうなるとあと実働2・3年の世界です。形であれ、組手であれ、ガチ勢の子供たちと、どのタイミングで対戦するかにより戦績が変わるというシビアな現状ですが、それって世の中の空手をしている子供たちと全く同じだと思っています。出場する大会、試合においては全てガチ勢が出るか出ないか、トーナメント表において近いのか遠いのか、、、、ぶっちゃけて言うと、小学生のプールに大の大人が飛び込んでくるような現実なので「何でコッチ(普通の子)のプールに来るの!!??」「実力は大人なんだから、子ども用プールに来なくても・・・・」「オリンピックに出ようとしている子供の選手が、市民プールで全力で泳いだら、他の子はビックリするでしょうに。。」と思うのですが、ガチ勢からの逆の立場でいえば「俺たちは空手に人生賭けているんだ!」「空手に全てを賭けていないなら、負けて当然!負けるのが嫌なら試合出てくんな!」という図式になるんですかね。。。。正直、勝負ごとの世界ですから後者の思考は決して間違ってはいないと思います。間違ってはいないけど、ただ、自分の子にそんな風な考え方にはなってほしくないかな。そんな子供と大人ばかりの空手グループって、この先息も詰まりそうだし、あんまり楽しくなさそうなんで(それはそれで良いのでしょうが、我が家には向かないとういこと)。
 来週の大会は、そんなギラついた方々もいない試合です。公式的な試合とはいえ、子供たちがリラックスかつ楽しんで挑戦できる大会であってほしく、また上のお兄ちゃんにおいてもガチ勢がいない大会でしっかりと勝ち切ってほしいものです!

それでは今日のまとめです。

  • 来週は、形の競技大会。ガチ勢がいない(出ない)大会だからこそ、しっかりと勝ち切る
  • 広くあまねく、子供たちに形の楽しさを伝える意味で、門戸を広げることは大賛成!
  • 小学生のうちに出場できる大会自体が限られていることを、親としても認識することが大事!

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