私の実家のある九州は鹿児島県において、ただいま国体が実施されています。連日様々な空手情報が飛び交うなか、昔ながらというか普遍的な大会というかイベントが個人的にはしっくりくるのはオジサンだからでしょうか。。。というわけで、今日は国体の空手について取り上げています。
1 国体での空手のプログラムについて
既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、まさにこの3日間が空手のプログラムが実施されているところでした。すなわち、10月8~10日の3日間において個人組み手や形の試合、さらには団体戦などが繰り広げられています。少年と青年の部に分かれており、ここでいう「少年」とは小学生や中学生ではなく高校生の意味合いであり、かたや成人は「成年」というくくりになります。昨今だとYoutubeばかり見ていたこともあり、「少年=小学生」という図式を全少大会で勝手にイメージしてしまったせいか、てっきり「おぉ、小学生もいつの間に国体にでるように?」と勘違いしてしまいました。如何せん、この3日間は国内での大きな空手大会として注目を浴びていたのではないでしょうか。地元民(といっても今は関東在住ですが)としては、鹿児島にもスポットがあたり何気に嬉しいのが本音です。
引用元:「燃ゆる感動かごしま国体・燃ゆる感動かごしま大会」 👈
↑↑ 大会結果は上記をご確認・ご参照ください! ↑↑
2 そもそも国体ってなんぞや?
国内において毎年開催されるスポーツの大型イベントですが、やはり競技の種目によっては、1~2月の冬の大会と、ちょうど今の時期である9~10月の本大会の2部構成というか、2段階形式となります。歴史は半世紀以上あり、1946年にて、近畿において第一回大会が開始され、それ以降は各都道府県で持ち回る方式で開催されています。関係官庁であるスポーツ庁においては、「広く国民の間にスポーツを普及し国民の体力向上を図るとともに,地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与することを目的」と仰々しい理由がありますが、何気にクラス対抗リレー的な雰囲気を個人的には感じています。としている。高校野球やサッカー然り、バレーボールもそうですが、やはり競争があるからこそ進歩や進化、あるいは成長があると思うんですよね。都道府県対抗戦と考えれば、何気に面白い側面もあるんじゃなかろうかなと( ´∀` )!いわゆる昔の江戸時代でいうと、各藩対抗とか頭をよぎると、鹿児島県人(旧薩摩藩)としては、福島県人(旧会津藩)とか茨城県(旧水戸藩)とかどう思っているのかしら等々・・・・ただ、昔のことをお互い引きずることよりも、少し大袈裟ですがそういう蟠り(わだかまり)とかかつての因縁を、正しい(誰も死なない)戦いというかスポーツという前向きなエネルギーに変えられたことって、やっぱり当時の方って凄いなぁと感心する次第です。
3 国内大会も海外ルールを無視できない時代
さて昨日の記事において、パリとロス五輪でもオリンピック競技として空手が競技種目から除外された内容にふれました。だからといって、じゃぁ空手を明日から辞めるとか練習を減らすとか、多分空手を習っている子ならそうそう無いと思うんです。むしろ国体でいう成年女子・男子の場合、そもそも空手をやり始めたであろう小学生とか中学生の頃って、まだオリンピック競技として東京大会でも採用される前だったんじゃないでしょうか。つまり、空手を始めた理由にオリンピックが関係していない世代になるかと思います。多分ですが、彼らの同世代のほとんどがサッカーや野球などいわゆるメジャースポーツをやっている時代であり、そんな中敢えてマイナースポーツであった空手に挑んだ世代。。。純粋に武道としての道を求めた方々も多いことを考えると、また試合を見る楽しみも一塩といったところです!
とはいえ、国体といえども世界の流れには抗えず?WKF(世界空手道連盟)における組手のルールの一部改正があった模様です。この流れ、いずれは全少大会やほかの大会にも波及していくのでしょうが・・・我が家はそんな大会まで出ることはないので、あんまり気にしておりませんが(笑)、気になる方は、以下のWKFのサイトを貼り付けますので、ご確認ください。
引用元サイト:全日本空手道連盟 👈クリック
それでは今日のまとめです。
- 国体における空手大会は、オリンピックと同等に楽しめる!
- 国体とは何気に地域対抗戦!!やっぱり地元を応援したくなるのは日本人の性質(サガ)!?
- 世界的なルールに合わせて日本が模範・率先的に従うことに意義がある!
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